お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20210928 連日のらせん状星雲(今回はオートガイド付き)と今シーズン初のM42

昨日に引き続き、9時頃に外を覗いたら晴れていたので、連日になりますが今日はオートガイドを試す目的で、らせん状星雲再チャレンジです。

* 機材
今回はいつものお手軽電子観望セットにQHYCCDのガイドカメラ、ガイド鏡が追加です。

  • ASKAR FMA135 + L-eXtreme2”+Neptune-CII
  • QHYCCDガイド鏡+ガイドカメラ
  • AZ-GTi+WO微動雲台

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うーん、配線が汚い。。。ガイドがうまくいったらきれいにしたい。

電子観望の様子



電子観望

電子観望といいつつ、オートガイドなので、60秒露光でLiveStackしていきました。

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8分時点のLiveStackの画像です。
アンプグローはおいておいて、やっぱり上のほうに線が出てしまってますねー
これは何なんだろう。。。
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この後放置プレイで60s×91枚ライブスタックできて、向かいビルに隠れていきました。

撮影した画像をPIでスタック⇒STしたものはこちら。

上の線がすごい気になりますねー
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画像処理として、クロップ⇒ABE(減算)⇒ABE(除算)⇒ST⇒TH⇒TSVDenoise⇒SNCR⇒CTしてます。
リザルトはこちら!
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これまでで一番のらせん状星雲です!

やったー

東京都心でもL-eXtremeフィルタ効果で、南中高度が低いらせん状星雲もばっちり写るってことがわかりました!

今シーズン初のM42

らせん状星雲は放置撮影して、気づいたらビル陰に隠れてしまっていました。
外を見たらオリオン座が昇ってきていましたので、オリオン大星雲を観望してみました。


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ライブスタックの様子です。オリオン大星雲は簡単に写るし、見ごたえがあるしいいですね!

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こちらも放置撮影をして、30s×80枚⇒40分の画像をPIで軽く処理しましたものがこちらです。

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こちらは全く気合がはいっていません。またそのうち真面目に撮影しようかなー

雑感

M42については、全く気合は入っていませんが、こちらは実はフィルターがL-eXtremeからQBPに変わっています。

すると、らせん状星雲の時に気になっていた、画像上方部の線が、こちらには出ていない気がします。
※らせん状星雲の場合、1枚の画像ではっきり確認できるほど出ていました。

ということは、映り込みかなにかなのかもしれないなーと思うに至りました。

L-eXtremeってM48メスねじが切られていなくて(フィルター重ね付けが考慮されていない)、M48ねじが切られていたら、延長筒をフード代わりに付けることができるんですが、それが出来なくて、迷光により出てしまっていた、ということもありうるかもなーと思っています。

具体的には、こんな感じです。

L-eXtremeはこんな感じでつけています。
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フードを延ばすとこんな感じですが、フードの効果はそんなに対できない気もしていました。
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一方、QBPを付ける際は、QBPの先に延長筒をフード代わりに付けています。
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こっちのほうがラバーフードより細い且つ長いので、効果はありそうな気がしています。

次回は、L-eXtremeに延長筒をテープで固定して試してみようかなー
しかし、ちょっと面倒だなー