お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

FMA180Proファーストライト

FMA180Pro、発売当初から気になっていたのですが、FMA135+PentaxKPだと周辺像の崩れが結構あったのと、FMA180Proはフルサイズ対応していていい感じのRV記事もあったため、思い切って注文したのが5月末。

そこから約1か月後の7月上旬に到着しました。

PentaxKPに装着した像。かっこいいですね!

鏡筒とカメラの接続には、昔購入したWOの48mm-PentaxKマウントアダプタを活用しました。 KPがシルバーなので、色味も合っていていい感じですw

さて、ファーストライトですが、7/22夜に若干雲の切れ間があったので、万全ではないにしてもファーストライトトライをしました。

撮影

撮影風景はこんな感じです。 久々のベランダ天体観望です!

  • FMA180Pro+サイトロンQBP+PentaxKP
  • Crux140Tr
  • SharpCap4でLiveStack撮影

とりあえずセッティングだけ済ませて、雲が流れて撮影できるタイミングを待ちました。

今回のターゲットはM8(干潟星雲)+M20(三裂星雲)です。

雲が流れている状況だったので、露出を16sと短めにして、雲が映り込んでいないコマだけをスタックする方法としました。

M8M20のリザルト

結果としては、SharpCapでLiveStackできたコマは44コマ。 撮影後目で仕訳けた結果残った駒は16コマ。

露出時間は16s×16コマ=256秒=4.2分です。

雲のおかげで全然稼げませんでした。

16s×16コマですが、ちょっと画像処理をしました。リザルトはこちら。

4分超の露出時間のため、画像は非常にノイジーです。 三裂星雲の青いところがあまり出ていないのが残念ですが、合計4分超しか露出できていないので、まあしょうがないですね。

四隅チェック

さて、次はこちらの画像の四隅チェックです。カメラはAPS-CのPentaxKP(約6000x4000ピクセル)です。

QBPを入れたら光量が少なくて、ピントがきれいに合わせられていないかもしれませんが、全体的にシャープな印象です。

FMA135と比べると、かなりい感じだと思います。

hiroooo000-blog.hatenablog.com

FMA180Pro、噂通りの性能でうれしくなりましたw

まとめ

今回のファーストライトは、雲が流れながらの撮影となりましたが、FMA180Proの基本性能はわかってよかったです。 鏡筒は非常に小さく、重さも1kgにも満たないため、取り回しもよく、非常に気に入りました!

次は雲がない、真っ暗な空でやりたいですが、しばらく遠征できなさそうなので、次も都心のベランダ天体観望となりそうです。