FMA180Pro、発売当初から気になっていたのですが、FMA135+PentaxKPだと周辺像の崩れが結構あったのと、FMA180Proはフルサイズ対応していていい感じのRV記事もあったため、思い切って注文したのが5月末。
そこから約1か月後の7月上旬に到着しました。
PentaxKPに装着した像。かっこいいですね!
鏡筒とカメラの接続には、昔購入したWOの48mm-PentaxKマウントアダプタを活用しました。 KPがシルバーなので、色味も合っていていい感じですw
さて、ファーストライトですが、7/22夜に若干雲の切れ間があったので、万全ではないにしてもファーストライトトライをしました。
撮影
撮影風景はこんな感じです。 久々のベランダ天体観望です!
- FMA180Pro+サイトロンQBP+PentaxKP
- Crux140Tr
- SharpCap4でLiveStack撮影
とりあえずセッティングだけ済ませて、雲が流れて撮影できるタイミングを待ちました。
今回のターゲットはM8(干潟星雲)+M20(三裂星雲)です。
雲が流れている状況だったので、露出を16sと短めにして、雲が映り込んでいないコマだけをスタックする方法としました。
M8M20のリザルト
結果としては、SharpCapでLiveStackできたコマは44コマ。 撮影後目で仕訳けた結果残った駒は16コマ。
露出時間は16s×16コマ=256秒=4.2分です。
雲のおかげで全然稼げませんでした。
16s×16コマですが、ちょっと画像処理をしました。リザルトはこちら。
4分超の露出時間のため、画像は非常にノイジーです。 三裂星雲の青いところがあまり出ていないのが残念ですが、合計4分超しか露出できていないので、まあしょうがないですね。
四隅チェック
さて、次はこちらの画像の四隅チェックです。カメラはAPS-CのPentaxKP(約6000x4000ピクセル)です。
QBPを入れたら光量が少なくて、ピントがきれいに合わせられていないかもしれませんが、全体的にシャープな印象です。
FMA135と比べると、かなりい感じだと思います。
hiroooo000-blog.hatenablog.com
FMA180Pro、噂通りの性能でうれしくなりましたw
まとめ
今回のファーストライトは、雲が流れながらの撮影となりましたが、FMA180Proの基本性能はわかってよかったです。 鏡筒は非常に小さく、重さも1kgにも満たないため、取り回しもよく、非常に気に入りました!
次は雲がない、真っ暗な空でやりたいですが、しばらく遠征できなさそうなので、次も都心のベランダ天体観望となりそうです。