お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200101 令和2年 撮り初め - M31アンドロメダ銀河、IC1848ソール星雲、M51子持ち銀河

みなさん、あけましておめでとうございます!
今年もゆるりと肩ひじ張らずに電視観望中心で楽しんでいきたいと思っています。

さて、令和2年の撮り初めはM31アンドロメダ銀河です。
1日PMに茨城に帰郷したため、市街地ではあるのですが、東京よりも断然空が暗くてテンション上がりますねー

さっそく獲物です。

M31アンドロメダ銀河

※いつもつけていたQBPは外して撮影

  • 【撮影情報】
  • 場所:茨城県ひたちなか市 市街地
  • 日時:2020/1/1_20時ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×57枚(1824s=31min)をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、FlatAidoProでフラット補正後、SI8でレベル補正、若干トリミング

記念すべき令和2年最初の獲物はアンドロメダ銀河です。
画角いっぱいに広がるアンドロメダ銀河は、実家に帰るたびに撮影していたりします。
諸先輩方のアンドロメダと比べると全然ですが、自分史上は最高の出来で、個人的には満足。

多段階露出とかして、ちゃんと画像処理もすればよいんでしょうが、お気楽天体観測ということで、今回はそこまでしません。色々見たかったし。

IC1848 ソール星雲

QBPを装着して撮影。

  • 【撮影情報】
  • 場所:茨城県ひたちなか市 市街地
  • 日時:2020/1/1_21時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • フィルタ:QBPフィルタ
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×128枚(4096s=68min)をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、SI8でレベル補正(SkyFlatが合わず、FlatAidoProでもうまく補正できなかったので、フラット補正無しです)

初めてのIC1848ソール星雲です。
自分には深海魚にしか見えないw
こちら撮影中、PCのバッテリーが尽きて停止に見舞われ、露出が1時間ちょっとしかできませんでした。
まあ、撮れることがわかったので良かったです。

愛機とオリオン座

f:id:hiroooo000:20200101213619j:plain

こちら、初めての「愛機+星景」です。PentaxK70+18-135ズームレンズの18mmで撮影。
もっと暗い空で、もっと明るいレンズで撮りたくなりますねw

M51子持ち銀河

電池切れのPCをいったん50%弱まで充電し、撮影を再開。短時間でも撮影できそうな対象として、M51を選択。QBPフィルタを外して撮影。


  • 【撮影情報】
  • 場所:茨城県ひたちなか市 市街地
  • 日時:2020/1/1_24時ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×61枚(1952s=32min)をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、SI8でトリミング後、レベル補正

子持ち銀河は形の好きな銀河です。


令和2年が始まりました。
今年はどんな天体を観る/撮ることができるでしょうか。気楽に楽しみながらやっていきたいと思います。