お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20210920 ASKAR FMA135+NEPTUNE-CIIでらせん状星雲

20日よる、やっと電子観望できる天気に巡り合えました!

今回、お手軽電子観望セットとして、

  • ASKAR FMA135 + L-eXtreme2”+Neptune-CII
  • AZ-GTi+WO微動雲台

で電子観望を実施しました!

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こんな感じで、雲が流れているコンディションですが、せっかくの機会なので続行です。

対象は、らせん状星雲で、うちのベランダからだと向かいのビルの影響で、22時過ぎから24時前くらいまでしか見えない対象です。


雲が流れながらですが、SharpCapのライブスタックで姿を確認することができました!

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こちら、LiveStackの元画像をPIで軽く処理したものです。
露光時間は16秒×59枚⇒約15分、且つ雲が流れながらということもあり、かなりノイジーです。
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特に、上に見える線と、右に見えるアンプグローが気になりますねー
上に見える線は、フィルター(L-eXtreme)をFMA135の前玉の前(最前面)に装着している、且つあちこち明るい環境なので、いろいろな影響が考えられるなーというところです。
いちよう折り畳みのフードは付けているのですが、フード効果がいまいちなんだろうなーとか。
あとは、使って気づいたのですが、L-eXtremeの全面ってM48メスが切られてなくて、重ね付けできないんですよねー
これ、重ね付けできれば、M48延長筒をフード代わりに使うって技もあるかなーと思っているんですけどね。。。
この線がQBPでもでるようだったら試してみようかと思います。
LiveStackでも出ているので、確認自体は星さえ出ていればすぐできる気がしている。

あと、星が流れていますが、これは極軸合わせが、適当に極軸を向けただけ、だからです。
望遠鏡としては比較的広角(?)のため、極軸もある程度北極星のほうに向けられていれば、16秒くらいだったらこれくらいの像は撮れますね。
当方、お気楽がモットーなので、この流れ具合を気にしないおおらかな心を持っています。
ベランダでばっと出して観望開始してこのレベルですから、まあいいのではと。

ちなみに、当日どれくらい雲が流れていたかというと、これくらい雲に覆われるタイミングもありつつ、切れ目がありつつ、雲が流れつつ、という状況で、

  • 撮影合計 約200枚
  • うち、LiveStackできた枚数⇒59枚 ⇒ 撮影成功率30%

ってところでした。

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雑感

今回は、AskerFMA135+L-eXtreme+NEPTUNE-CII+AZ-GTi(赤道儀モード)という組み合わせで電子観望をトライする、ということが目的でしたので、まがいですが達成できました。
次回はもう少しコンディションが良い状態で、再びらせん状星雲とらいしたいですねー

ちなみに、

  • SpaceCat51(RedCat51)+ASI533MCP(下画像の正方形)
  • AskerFMA135+L-eXtreme+NEPTUNE-CII(下画像の長方形)

の画角はほぼ一緒だったりしま。

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SpaceCat51+ASI533MCPは当方のメイン機材なのですが、FMA135+NEPTUNE-CIIで同じ画角で同じくらいの画像が、仮に撮れてしまったりすると、これはこれで問題ですねw