お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20230517 賞月観星APO+12x56IFで見る天の川@八ヶ岳

本記事は、こちらの遠征記事の続きです。 hiroooo000-blog.hatenablog.com この遠征(5/17)のメインでもあった、賞月観星APO+12x56IFでの天の川散歩の話になります。

賞月観星APO+12x56IFは、天文リフレクションズのRVを見てほしくなったのですが、しばらく在庫がなく、GWごろに在庫が復活したタイミングで発注し、ゲットしました。

天リフのRV動画はこちらです。 www.youtube.com

開封した際の写真はこちら!口径56mmということで、大きいです!

こちらの双眼鏡、RV動画でもある通り、重量級のため安定させるためには三脚の使用が推奨されています。

が、実は双眼鏡で星空を観望するために、キャンピングカー購入直後にこちらの椅子を購入していました。

ec.coleman.co.jp

この椅子は、ひじ掛けリクライニング付で、双眼鏡での観望に最適なのでは?ということで以前購入していました。 これまでは、双眼鏡はScopeTechxHinodeの星座双眼鏡(2倍)しか持っていなかったので、その威力を感じたことはなかったですが、この椅子と賞月観星APO+12x56IFの組み合わせは、かなり良いです!

両肘をついて双眼鏡を覗けるため、肘と額で3点で止めると、手ぶればほぼなく、安定して観望することができました! 実は三脚も用意したのですが、三脚は全く不要なほど、安定して観望できましたので、こちらの椅子は重量級の双眼鏡での観望におすすめだと思います。

賞月観星APO+12x56IFで天の川を散歩

賞月観星APO+12x56IFとこの椅子で、初めて天の川の散歩しました!

M8干潟星雲

まず、M8干潟星雲を見ました。 干潟星雲は特徴的な星の並びですぐわかり、ちょっとそらし目をすればぼやっと星雲の存在が確認できました! 56mmの威力おそるべし! なお、三裂星雲は確認できませんでした。三裂星雲は、もっと目を慣らせば見えたのかもしれないですねー

M17オメガ星雲とM16わし星雲

次に、オメガ星雲とわし星雲を見ました。 干潟星雲からちょっと上に視野を上げたら、簡単にその存在を確認することができました。 それぞれ、はっきりとその形がわかる、というわけではないですが、オメガ星雲とわし星雲の位置関係的に、下に見えるのがオメガ星雲で、上に見えるのがわし星雲、とわかるような感じでした。 空の状態が良いからだと思いますが、双眼鏡でこんなに簡単にわかるとは感動です!

M28、M22球状星団

そして、干潟星雲に戻り、視界を少しずつ左にずらしていくと、球状星団のM28とM22が見えました! こちらは、ぼやっとですが、それが球状星団とわかるような、丸いぼやっとした塊を確認できました!

初めての天の川の散歩で、携帯のSkySafariを見ながらだったため、なかなか目が順応しない状況、後ほかに見たものは何だったか確認できませんでしたが、撮影中、1時間以上、賞月観星APO+12x56IFで天の川を堪能しました!

いろいろな人の双眼鏡RVをこれまで見ていて、きっと双眼鏡も楽しいんだろうなと思っていたのですが、今回、12x56をゲットし、その楽しさを体感することができました!

本当に素晴らしい時間でした!

賞月観星APO+12x56IFの感想

他と比べたわけではないですが、なんと言うか、RV通りの性能だと感じました!

非常に明るいですし、シャープです!

天リフさんのRVでZTF彗星が見えた、という話を聞いて、これを買ったわけなのですが、ZTF彗星見たかったですねー

M8、M16、M17あたりを見た感じ、おそらく彗星も見えるんだろうなーと想像できます!

いやー今後使い込んでいろいろ観望するのが楽しみです!

その他まとめ

これはでは、撮影中はSharpCapのLiveStackを見て楽しむのがメインでしたが、実際に自分の目で光を感じて楽しむのは、本当に素晴らしい体験なんだと実感しました!

今回はSkySafariでスマホ画面を確認しながらだったので、次回に向けては双眼鏡映えしそうな対象をちゃんと予習したいですね。 八ヶ岳にあるペンション「スターパーティー」のオーナーがまとめてくれいているこちらのサイトは非常に参考になります!

star-party.jp

※本当はスターパーティーに行きたかったのですが予約が取れませんでしたw

いずれにしても、今回での星空観望の魅力がよく分かったので、次回以降は撮影と観望をうまくバランスさせて、眼視での観望もがっつりやりたいです。