お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20231007 久々の天体観望 M31

実に2か月半ぶりの天体観望となりました。 今回は、10月の3連休で実家の茨城に帰郷した1日目の夜に、実家の駐車場で久々の天体観望です。

今回はあまり夜更かしもできない状況だったので、M31アンドロメダ銀河のみです。

撮影機材

撮影機材は以下の通りです。

  • 望遠鏡:Askar FMA180Pro
  • カメラ:PentaxKP
  • 架台:SkyMemo+KenkoNEW KDS2+自由雲台

顔面中央にアンドロメダ銀河が導入されています。

M31 アンドロメダ銀河

リザルトはこちらです。

  • 60s×60枚⇒1時間
  • DSSでスタック⇒PIでABE⇒ABE⇒HT⇒CT⇒トリミング

拡大すると星が流れてしまっています。

雑感

久々の天体観望は、撮影機材をセッティングしたのちに、賞月観星の双眼鏡12x56APO+でアンドロメダ銀河を観望しました。 街中ではありますが、東京と比べると圧倒的な夜空の暗さで、すぐにアンドロメダ銀河の存在はわかりました。

撮影自体は、サクッとSkyMemoの極軸を合わせて撮影に入ったのですが、若干流れてしまっていて、次回はもう少しちゃんと極軸を合わせて撮影に臨みたいところです。

まあ、なんにしても、久々の天体観望を楽しみました!

FMA180Proセカンドライト M8M20

前回は曇り空での撮影となってしまったのですが、月曜日の夜がいい感じに晴れているように見えたのでリベンジ撮影を実施しました。

撮影風景はこちら。前回はこの限られた空に雲が流れていた感じでしたが、今日は晴れていそう! 機材は

  • メイン鏡筒:FMA180Pro+QBP+PentaxKP
  • ガイド:QHYCCDのガイドセット 架台:Crux140Tr 撮影場所:東京都心の自宅マンションベランダ

です。

M8M20

リザルトはこちら。露出行刑時間は約50分です。

前回が10分にも満たない露出時間だったので、前回よりはよく映っていると思います。前回はほぼ出せなかった三裂星雲の上の青い部分も今回は写ってます。 が、この対象、真っ暗な空で撮影したことがないので、真っ暗な空で撮影してみたいです。

撮影条件はこちら。なお、M8M20が自宅ベランダから見えるのは正味1時間程度です。

  • Lightフレーム①:ISO400,30秒を81枚
  • Lightフレーム②:ISO400,16秒を17枚(電池が切れて入れ替えた後の撮影設定ミス)
  • Darkフレーム:ISO400,30秒で20枚
  • SharpCapでLiveStackしながら撮影
  • DSSでスタックし、PIでABE⇒HT⇒CT

四隅チェック

例によって四隅チェックですが、四隅も自分的には十分満足いくレベルです。

もっとピントを追い込んだらもっとシャープになるのかもしれないのですが、自分が持っているバーティノフマスクだと大きすぎてうまく使えなくて、ピントの追い込みがきっちりとはできていない気がします。

まとめ

今回は前回よりもちゃんと露出を稼ぐことはできましたが、ベランダの制約上、これ以上露出を稼ぐには複数晩にわたり撮影しないといけないです。 なので、ベランダではなく、遠征して撮影したいですね。 あと、次もベランダで撮影するとしたら、オメガ星雲とワシ星雲かなー あと、アレイ星雲も、リング星雲も、網状星雲も、いろいろ撮りたい対象はあるなー

FMA180Proファーストライト

FMA180Pro、発売当初から気になっていたのですが、FMA135+PentaxKPだと周辺像の崩れが結構あったのと、FMA180Proはフルサイズ対応していていい感じのRV記事もあったため、思い切って注文したのが5月末。

そこから約1か月後の7月上旬に到着しました。

PentaxKPに装着した像。かっこいいですね!

鏡筒とカメラの接続には、昔購入したWOの48mm-PentaxKマウントアダプタを活用しました。 KPがシルバーなので、色味も合っていていい感じですw

さて、ファーストライトですが、7/22夜に若干雲の切れ間があったので、万全ではないにしてもファーストライトトライをしました。

撮影

撮影風景はこんな感じです。 久々のベランダ天体観望です!

  • FMA180Pro+サイトロンQBP+PentaxKP
  • Crux140Tr
  • SharpCap4でLiveStack撮影

とりあえずセッティングだけ済ませて、雲が流れて撮影できるタイミングを待ちました。

今回のターゲットはM8(干潟星雲)+M20(三裂星雲)です。

雲が流れている状況だったので、露出を16sと短めにして、雲が映り込んでいないコマだけをスタックする方法としました。

M8M20のリザルト

結果としては、SharpCapでLiveStackできたコマは44コマ。 撮影後目で仕訳けた結果残った駒は16コマ。

露出時間は16s×16コマ=256秒=4.2分です。

雲のおかげで全然稼げませんでした。

16s×16コマですが、ちょっと画像処理をしました。リザルトはこちら。

4分超の露出時間のため、画像は非常にノイジーです。 三裂星雲の青いところがあまり出ていないのが残念ですが、合計4分超しか露出できていないので、まあしょうがないですね。

四隅チェック

さて、次はこちらの画像の四隅チェックです。カメラはAPS-CのPentaxKP(約6000x4000ピクセル)です。

QBPを入れたら光量が少なくて、ピントがきれいに合わせられていないかもしれませんが、全体的にシャープな印象です。

FMA135と比べると、かなりい感じだと思います。

hiroooo000-blog.hatenablog.com

FMA180Pro、噂通りの性能でうれしくなりましたw

まとめ

今回のファーストライトは、雲が流れながらの撮影となりましたが、FMA180Proの基本性能はわかってよかったです。 鏡筒は非常に小さく、重さも1kgにも満たないため、取り回しもよく、非常に気に入りました!

次は雲がない、真っ暗な空でやりたいですが、しばらく遠征できなさそうなので、次も都心のベランダ天体観望となりそうです。

賞月観星APO+12x56IF用のセミハード収納ケースを作成

賞月観星APO+12x56IF、ファーストライトで一生モノの双眼鏡となることを確信したのですが、大型の双眼鏡のため、あまり持ち運びをしたくなく、車に置きっぱなしにしたいなと思うのですが、付属しているケースだとちょっと心許ない気もして、、、

ということで、ネットを徘徊していたのですが、びしっとちょうどよいものがないため、ちょうどよさそうなものの組み合わせを作ってみました、という話です。
ネット徘徊しても、賞月観星APO+12x56IFのケースについての記事は見当たらなかったため、用意しようとしている人がいたら参考になればと思います。

材料

賞月観星APO+12x56IFの大きさは
220×210×80mm
です。
緩衝材含めて、これがちょうどよく収納できそうなケースを、ネットを相当に徘徊し、探しました。

その結果、こちらがよさそうな雰囲気だったので購入しました。


■セミハードケース
www.amazon.co.jp
→購入時点で約3800円。サイズはおそらく外寸で縦30cmx横30cmx厚み13cm

■緩衝用ウレタン
www.amazon.co.jp
→購入時点で約1200円

しめて、5000円でした。ちょっと安くはなかったなー

セミハードケースに収納してみる

届いたものはこちらです。

セミハードケースを開いて、仕切りを取り除いた状況はこちら。結構広め。

買ったウレタンはサイズが大きかったのですが、

無理やり突っ込んだら側面までガードされる形になっていい感じにフィット!

蓋側のあみあみにもウレタンを入れて、底側の上下にもウレタンを入れて、賞月観星APO+12x56IFを収納した像がこちら!
なんとピッタリです!

もともとの付属ケースと比較すると、一回り大きくなっていますが、耐衝撃性能は格段に上がったはず。安心感が全然違いますね
ちょっとやそっとの衝撃では全く問題なさそうですし、車の振動も完全に吸収してくれそうです。

なお、ウレタンは半分以上余りました。これ、ほかに使い道があるかな?w

まとめ

今回は、セミハードケース3800円、ウレタン1200円で、合計5000円もかかってしまいましたが、賞月観星APO+12x56IFには今後の星見に100%もってくつもりのため、移動時の機材安全を考えれば必要な経費だったかなと思います。

梅雨で次の観望がいつになるかはわかりませんが、賞月観星APO+12x56IFで早く夏の天の川を観望したいです。

※前回の観望の記事はこちら。本当に素晴らしかったです!
hiroooo000-blog.hatenablog.com

20230517 賞月観星APO+12x56IFで見る天の川@八ヶ岳

本記事は、こちらの遠征記事の続きです。 hiroooo000-blog.hatenablog.com この遠征(5/17)のメインでもあった、賞月観星APO+12x56IFでの天の川散歩の話になります。

賞月観星APO+12x56IFは、天文リフレクションズのRVを見てほしくなったのですが、しばらく在庫がなく、GWごろに在庫が復活したタイミングで発注し、ゲットしました。

天リフのRV動画はこちらです。 www.youtube.com

開封した際の写真はこちら!口径56mmということで、大きいです!

こちらの双眼鏡、RV動画でもある通り、重量級のため安定させるためには三脚の使用が推奨されています。

が、実は双眼鏡で星空を観望するために、キャンピングカー購入直後にこちらの椅子を購入していました。

ec.coleman.co.jp

この椅子は、ひじ掛けリクライニング付で、双眼鏡での観望に最適なのでは?ということで以前購入していました。 これまでは、双眼鏡はScopeTechxHinodeの星座双眼鏡(2倍)しか持っていなかったので、その威力を感じたことはなかったですが、この椅子と賞月観星APO+12x56IFの組み合わせは、かなり良いです!

両肘をついて双眼鏡を覗けるため、肘と額で3点で止めると、手ぶればほぼなく、安定して観望することができました! 実は三脚も用意したのですが、三脚は全く不要なほど、安定して観望できましたので、こちらの椅子は重量級の双眼鏡での観望におすすめだと思います。

賞月観星APO+12x56IFで天の川を散歩

賞月観星APO+12x56IFとこの椅子で、初めて天の川の散歩しました!

M8干潟星雲

まず、M8干潟星雲を見ました。 干潟星雲は特徴的な星の並びですぐわかり、ちょっとそらし目をすればぼやっと星雲の存在が確認できました! 56mmの威力おそるべし! なお、三裂星雲は確認できませんでした。三裂星雲は、もっと目を慣らせば見えたのかもしれないですねー

M17オメガ星雲とM16わし星雲

次に、オメガ星雲とわし星雲を見ました。 干潟星雲からちょっと上に視野を上げたら、簡単にその存在を確認することができました。 それぞれ、はっきりとその形がわかる、というわけではないですが、オメガ星雲とわし星雲の位置関係的に、下に見えるのがオメガ星雲で、上に見えるのがわし星雲、とわかるような感じでした。 空の状態が良いからだと思いますが、双眼鏡でこんなに簡単にわかるとは感動です!

M28、M22球状星団

そして、干潟星雲に戻り、視界を少しずつ左にずらしていくと、球状星団のM28とM22が見えました! こちらは、ぼやっとですが、それが球状星団とわかるような、丸いぼやっとした塊を確認できました!

初めての天の川の散歩で、携帯のSkySafariを見ながらだったため、なかなか目が順応しない状況、後ほかに見たものは何だったか確認できませんでしたが、撮影中、1時間以上、賞月観星APO+12x56IFで天の川を堪能しました!

いろいろな人の双眼鏡RVをこれまで見ていて、きっと双眼鏡も楽しいんだろうなと思っていたのですが、今回、12x56をゲットし、その楽しさを体感することができました!

本当に素晴らしい時間でした!

賞月観星APO+12x56IFの感想

他と比べたわけではないですが、なんと言うか、RV通りの性能だと感じました!

非常に明るいですし、シャープです!

天リフさんのRVでZTF彗星が見えた、という話を聞いて、これを買ったわけなのですが、ZTF彗星見たかったですねー

M8、M16、M17あたりを見た感じ、おそらく彗星も見えるんだろうなーと想像できます!

いやー今後使い込んでいろいろ観望するのが楽しみです!

その他まとめ

これはでは、撮影中はSharpCapのLiveStackを見て楽しむのがメインでしたが、実際に自分の目で光を感じて楽しむのは、本当に素晴らしい体験なんだと実感しました!

今回はSkySafariでスマホ画面を確認しながらだったので、次回に向けては双眼鏡映えしそうな対象をちゃんと予習したいですね。 八ヶ岳にあるペンション「スターパーティー」のオーナーがまとめてくれいているこちらのサイトは非常に参考になります!

star-party.jp

※本当はスターパーティーに行きたかったのですが予約が取れませんでしたw

いずれにしても、今回での星空観望の魅力がよく分かったので、次回以降は撮影と観望をうまくバランスさせて、眼視での観望もがっつりやりたいです。

20230517 八ヶ岳 清里高原遠征 撮影編

5/17に八ヶ岳の清里高原に遠征に行きました! 八ヶ岳は一度星撮りに行ってみたいと思っていたところ、タイミングと天気がよさそうだったため、思い切っての遠征です。

機材は以下2セットと、賞月観星の12x56APOです!

  • PentaxKP+AskarFMA135+Crux140Traveler
  • PentaxK70+Sigma18-35mmF1.8+SkyMemoS

撮影風景

前日の天気予報を見てきたこともあり、ほぼ雲がない会心の夜空でした! 南側が明るくなっていますが、本当はこの木々のくぼんでいるところに富士山が見えるはずでした。 実際、昼にはうっすら見えていたのですが、日中暑くて水蒸気がすごくて、その水蒸気が町明かりで照らされて、低空はずいぶん明るくなってしまっていました。 ただ、南側低空以外は非常に良い夜空でした!

PentaxKP+AskarFMA135でアンタレス付近

リザルトから。

PentaxKPをPCに接続し、SharpCapでLiveStackしながら撮影しました。 30s×200枚程度撮影し、状態の良い170枚くらいをDSS5.1でスタックし、PIで軽く画像処理しました。

PentaxKPをPCに接続して撮影する場合、SharpCapでのPlateSolvingができるのが非常に良いのですが、 * Mモードで最大露光時間が30s * 1枚撮影するごとに、RAWデータの転送に時間がかかり、撮影間隔が10sほどかかってしまう

ということもあり、時間にして2時間以上撮影していたはずなんですが、取れ高は、状態が悪い画像をはじいてしまうと実質1時間半となってしまいました。

今回も周辺像をチェックしたいと思います。 まず、スタックのもとになった1枚画像はこちら。 画像処理は、元画像をPIのST+HTでオートストレッチしたのみです。 そして、周辺像を切り出した画像がこちら。 ピントは、バーティノフマスクを使って中心付近の星で合わせているので、おそらくあっているはず。 そうすると、やっぱり周辺像はカタログスペックより乱れている気がするなー(カタログスペック的にはAPSCカバー) 星像もシャープでないのが気になるし。 やっぱりバックフォーカスがあっていないのかなー Kenkoのマウントアダプタ使っているのでよいはずなんだけどなー そういえば、厚さ1mmのシムリング買ったし、試してみようかなー これは、実行されるかわからない宿題ですなー

PentaxK70+Sigma18-35mmF1.8で夏の天の川

こちらもリザルトから

こちら、35㎜、F2.5で90s露出で、46枚撮影中42枚をDSSでスタックし、PIで軽く画像処理したものです。 天の川のもくもくも、中にある星雲も写っていてにぎやかですねー。この領域好きです。

そして、Sigma18-35mmは広角ズームなのに星の写りがシャープでいいです。さすがArtレンズです。

こちらの撮影風景(Pixel4a5Gで撮影)です

カメラがついているところがいびつな形をしていますが、上から順番に

  • PentaxK70+Sigma18-35mm
  • Slikボール雲台
  • NEW KDSマウントII
  • SkyMemoS

という風にセッティングしていて、写真写りがいびつですねー しかし、GooglePixelの星空撮影機能は、天の川をしっかり写しますねー

あと、今回は賞月観星APO+12x56IFでの天の川観望もしましたが、それは別記事で。

いやー、久しぶりの快晴で充実した夜でした!

星像チェックのシェルプログラムの改善

前回の投稿で、星像チェックプログラムを投稿しましたが、四隅だけでなく、上下左右も切り出して合成できるように、あとついでにプログラムの構造も変更して読みやすくしました。

元画像がこちら

そして、処理実行後の生成画像がこちら

四隅だけより、8か所切り出されているほうがいい感じになりましたw

環境セットアップ

当方はWindows環境で環境を整備しました。 WSL2+Ubuntuをインストールします。※インストール方法はネットを参照のこと。小生はPowerShellで以下の通りインストールしました。

wsl --install
wsl --install ubuntu

ubuntuのインストールの最後にユーザ名とパスワードを入力しますので、ここは忘れないように。 あとで、sudo aptする際に必要になりますので。

次に、ubuntuに必要なパッケージをインストールします。

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt -y install imagemagick bc

こちらで事前準備は完了です。

ソースコード

以下のソースを、「crop_corners.sh」とかいう名前にして保存します。

実行方法は以下の通りです。

# crop_corners.sh [対象の画像ファイルのパス] [クロップサイズ(オプション)]

# ファイル名だけ指定する場合
crop_corners.sh IMAGE001.jpg

# クロップサイズも指定する場合
crop_corners.sh IMAGE001.jpg 500

以下、ソースコードになります。※2023/5/15若干修正

#! /bin/bash

# エラーが発生したら終了させる
set -e

# 入力値チェック
if [ "$1" = "" ]
then
    echo "error:引数にファイル名を指定してくだされ"
    exit
fi

if [ ! -f "$1" ]
then
    echo "ファイルが存在しません。$1"
    exit
fi

#dirpath=$(dirname $1)
#filename=$(basename $1)
filename=$1

width=$(identify -format %w ${filename})
height=$(identify -format %h ${filename})

if [ "$2" = "" ]
then
    size=250
#elif [ $2 -ge `expr ${width} \/ 3`  ] || [ $2 -ge `expr ${height} \/ 3`  ]
elif [ $2 -ge $(echo "${width} / 3" | bc)  ] || [ $2 -ge $(echo "${height} / 3"| bc)  ]
then
    echo "error:切り抜きサイズがでかすぎ"
    exit
else
    size=$2
fi

# メインロジック
echo "picture size: ${width} x ${height}"
echo "- ${size}x${size} pixels wiil be cropped"

### 上部の画像切り出し
# Top left
y=0
x=0
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_tl.jpg # top left
# Top middle
x=$(echo "${width} / 2 - ${size} / 2" | bc)
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_tm.jpg # top middle
# Top right
x=$(echo "${width} - ${size}" |bc )
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_tr.jpg # top right


### 高さ中間部画像の切り出し
# Middle left
y=$(echo "${height} / 2 - ${size} / 2" | bc)
x=0
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_ml.jpg # middle left
# Middle right
x=$(echo "${width} - ${size}" |bc )
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_mr.jpg # middle right


### 下部の画像切り出し
# bottom left
y=$(echo "${height} - ${size}" | bc)
x=0
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_bl.jpg # bottom left
# bottom middle
x=$(echo "${width} / 2 - ${size} / 2" | bc)
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_bm.jpg # bottom middle
# bottom right
x=$(echo "${width} - ${size}" |bc )
convert ${filename} -crop ${size}x${size}+${x}+${y} ${filename}_br.jpg # bottom right


# ボーダーを灰色で着色
convert "${filename}_tl.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_tl.jpg"
convert "${filename}_tm.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_tm.jpg"
convert "${filename}_tr.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_tr.jpg"
convert "${filename}_ml.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_ml.jpg"
convert "${filename}_mr.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_mr.jpg"
convert "${filename}_bl.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_bl.jpg"
convert "${filename}_bm.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_bm.jpg"
convert "${filename}_br.jpg" -bordercolor gray -border 3x3 "${filename}_br.jpg"


# 中心画像の切り出し
x=$(echo "scale=2; ${width} / 2 - 1.5 * ${size}" | bc)
y=$(echo "scale=2; ${height} / 2 - 1.5 * ${size}" | bc)
cropsize=$( echo "3 * ${size}" | bc)
convert ${filename} -crop ${cropsize}x${cropsize}+${x}+${y} ${filename}_cen.jpg


# 個別に切り出した画像を1枚に合成
# 合成後の境界のがたがたを解消するため、中間から合成し、四隅を最後に合成
composite -gravity north     -compose over ${filename}_tm.jpg ${filename}_cen.jpg st1.jpg
composite -gravity west      -compose over ${filename}_ml.jpg st1.jpg st2.jpg
composite -gravity east      -compose over ${filename}_mr.jpg st2.jpg st3.jpg
composite -gravity south     -compose over ${filename}_bm.jpg st3.jpg st4.jpg
composite -gravity northwest -compose over ${filename}_tl.jpg st4.jpg st5.jpg
composite -gravity northeast -compose over ${filename}_tr.jpg st5.jpg st6.jpg
composite -gravity southwest -compose over ${filename}_bl.jpg st6.jpg st7.jpg
composite -gravity southeast -compose over ${filename}_br.jpg st7.jpg ${filename}_crop.jpg


# ごみ処理
rm ${filename}_[tmb]*.jpg
rm st[1-7].jpg
rm ${filename}_cen.jpg

参考にしたサイトはこちら