オリオン大星雲はシーズンを過ぎている感もありますが、この冬は真面目に撮影していなかったので、長時間露出し、自分史上最高のオリオン大星雲を目指して、ベランダ天体観測所を展開しました。
撮影模様はこちら。
#天文なう
— hiroooo000 (@hiroooo0002) January 9, 2021
CRUX140TravelerのコントローラTitanのファームアップデートしてWIFI接続ができるようになりました!
早速テストで、M42撮影中。
ファームアプデでRAジャンプ問題治らないかなー pic.twitter.com/oYHJrdH3xR
オリオン大星雲
じゃん!
オリオン大星雲の周りのモヤモヤも、ランニングマン星雲もばっちり写すことができたのでは、と思います。”自分史上”最高のオリオン大星雲になりました!
Flat無しで周辺減光がある+カブリもあって、中央をトリミングしていますが、そろそろFlatとか真面目にやろうかなーと思い始めました。
- 【撮影情報】
- 場所:自宅ベランダ観測所
- 日時:2021/1/9_21時~23時頃
- 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
- フィルタ:QBPIIフィルタ
- カメラ:ZWO ASI533MCPro(1inch)
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing
- オートガイド:ガイドカメラ:MGEN3+Kowa75mmの協栄セット
- 撮影条件:SharpCapでGain0、180s×47枚撮影⇒ブレの少ない38枚。ダーク180s×57枚。フラット無し
- 画像処理:PIでStack⇒DynamicCrop⇒ABE(FD:1,Subtraction)⇒HT⇒SI8でLab色彩調整⇒DeNoiseAI⇒JPEG保存
M96
オリオン大星雲の後、CRUX140Travelerの長焦点筒のテスト撮影として、筒をC5に乗せ換えて、南東の空のM96を撮影してみました。
C5に0.63xRDを付けてASI294MC+CBPフィルタをつけて臨みました。
C5にはASI294MCだと周辺はケラレてしまうので、中央トリミング前提ですが、ここまで強調すると、いちよう銀河も映ることがわかりました。
しかし、ピントがずれているのか、ガイドが安定していないのか、解像しないなーというのが印象ですね。
0.63xRDで焦点距離は788mmなのですが、外すと1250mmとなり、RAジャンプ問題もあり、そもそも極軸合わせが適当なところもあり、うまく写るのかよくわかりません。
まあ、次はRD外して試してみようと思いました。