みなさんあけましておめでとうございます。
2021年もよろしくお願いいたします。
コロナですが、密にならずにできる趣味ということで、元旦から自宅ベランダ観測所を展開し、さっそく撮り初めをしました!
対象は、M46,NGC2438,M47です。
露出時間を長めにし、撮ってみたい対象でしたので、さっそく元旦の撮影に挑みました!
20200101 M46,NGC2438,M47
リザルトはこちら!
ASPSでのアノテーション。ターゲットにしていたM47とM46、その中にある惑星状星雲NGC2438がばっちり写っています。
- 【撮影情報】
- 場所:自宅ベランダ観測所
- 日時:2021/1/1_24時~26時
- 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
- フィルタ:QBPフィルタ
- カメラ:ZWO ASI533MCPro(1inch)
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing
- オートガイド:ガイドカメラ:MGEN3+Kowa75mmの協栄セット
- 撮影条件:SharpCapでGain 100、180s×41枚撮影⇒ブレの少ない30枚。ダーク180s×60枚。フラット無し
- 画像処理:PIでStack⇒ABE⇒HT⇒CTで微調整⇒JPEG保存
M51よりもNGC2438のほうがにぎやかで好きかもですw
また、散開星団を対象にこんなに露出したのは初めてかもしれません。※10分くらいLiveStackすれば見えるので、いつもだったらそれで満足してしまいますので。
なぜ、この領域を撮り初めに選んだか
Stellariumを見ていたら、このNGC2438の左側(東側)にひょうたん星雲(Calabash Nebula)という小さい淡い惑星状星雲があることを知り、それがワンチャン、この望遠鏡で、東京の空でもQBP使ったら写ったりしないかなーという淡い期待を描いてしまい、撮り初めの対象に選択してみました。
撮影中の様子はこちら。
M46の中にあるNGC2438の隣のひょうたん星雲(Calabash Nebula)チャレンジ。さすがに口径51mm/焦点距離250mmでは小さくて淡すぎる。StellariumとSharpCapを重ねていて、SharpCapは300%拡大。2枚目には、いるはずの位置にしるしを付けましたが、かすかに写っている? pic.twitter.com/kOvcl8jFFL
— hiroooo000 (@hiroooo0002) January 1, 2021
対象領域の強拡大画像。
ひょうたん星雲はこのあたりにいるはずなんですが、残念ながら、相当な心眼、もしくはかなり大型な筒を持っていないと確認できないようです。
20200101 メデューサ星雲
こちらは、M46,M47がビル陰から出てくるまでに1時間くらい露出して撮影しました。時間つぶしなので、撮影したという記録程度でPIで軽く処理し、中央トリミングし、DeNoiseAIのLowLightで処理したものです。
き、汚い。。。
2021年のめあて
コロナ禍で迎えた新年となりましたが、幸先よく元旦から天体観望/撮影を実施することができました。
今年のめあては、、、
- 3回くらいは自宅ベランダ以外の場所で観望したい!(そのためにVIXENの防振双眼鏡を買った!)
- 仕事が忙しくても、最低月1回はブログを書く(昨年は10月11月が死ぬほど忙しく、11月は1回もかけなかった)
- 500mm~600mmくらいの焦点距離の筒が欲しい
- CRUX140TravelerのRAジャンプ問題が解決してほしい(解決したい)
- フラットをちゃんと撮影する
と、思いつくままに書くと散らかりますねー
まあ、ブログタイトル通り、「お気楽」を忘れず、観望も撮影も画像処理もブログも楽しみながらやるってのが一番ですかね。
というわけで、皆さん今年もよろしく願いいたします!