4/29、30の2夜連続で、スターリーナイトフィルターでDSOに挑みました。
機材
撮影機材はこちら。PCレス構成です。
4/29深夜の惨敗
この日は夜空がかすんでいたらしく、Twitterでもそのようなつぶやきがたくさんでした。
撮影はしたのですが、結果は、空の状態と腕の無さが合いまり、散々でした。
機材はかっこいいんだけど(自画自賛)、自分の腕が全然ついてこないです。。。
PoleMasterのスマホアプリを試してみた
PoleMasterのスマホアプリ(Android版)を試してみたのですが、動作が安定せず、1時間くらいスマホアプリと格闘してしまいました。
星を選んで回転させるあたりで、途中で動作が重くなって停止してしまったりして、なかなか最後までたどり着けなかったのと、PoleMasterを付ける向きを逆にしてしまっていて(終わった後気づく)、そもそも極軸をちゃんと合わせることができませんでした。
普段あまり使わないと手順が覚えられませんね。
30秒×120枚⇒1時間でこれだけずれてしまいました(上側と右側にパンの耳が出てます)
以下、ブログに掲載するほどの画像でもないですが、自分の腕の無さの記録のために。
M51 子持ち銀河
200mm、F3.5、ISO400、30秒×120枚を80%スタック⇒SI8で周辺トリミング⇒レベル補正した画像です。色がぶりがひどいのと、レンズに汚れがついていたのと、そもそもピントが合ってなかった。。。
上の画像をFlatAidoProでフラット補正し、レベル補正した画像がこちら。
NGC6960 網状星雲西側
ISO400、30秒×60枚を80%スタック⇒SI8で周辺トリミング⇒レベル補正した画像です。
中央にかすかに西側が写っているのと、下側に網状星雲東側がかすかに写ってます。
DSO+スターリーナイトフィルタでの学び
スターリーナイトは光害カット効果は弱めのため、銀河は何とかなりそうだけど、星雲系は厳しそうですね。
知っている人からすると当たり前かもしれませんが、自分で実際にやってみて、痛く実感することができました。
あと、カメラレンズって望遠鏡と比べて、色収差が出るってことも実感できました。
4/30深夜のチャレンジ
この日は、空の状況が昨日よりも良かったみたいです。昨日の惨敗の対策です。
- 空の状況(他責) ⇒ 昨日よりよさそう
- 極軸調整の失敗 ⇒ PoleMasterを付ける方向を間違わない。あと、PCを持っていった。
- レンズの汚れ ⇒ 昼間に掃除した
- 自分の腕の無さ ⇒ 訓練しかないですね
極軸合わせ
USBが正面から向かって左側で設置し、PCでやったら5分で終了しました。はや。昨日の苦労は一体、、、という感じでした。
スターリーナイトフィルタでM51再々チャレンジ
200mm、F3.5、30秒×120枚を80%スタック⇒SI8で周辺トリミング⇒FlatAidoProでフラット補正⇒SI8でレベル補正
なんと、撮ったはずの汚れが取れていない。。。フィルタの汚れなのか、レンズの汚れなのか、再度確認せねば。。。あーあ、残念だ。。。
中央部だけトリミングしたものはこちら。
まあ、東京の空でカメラレンズで、と考えれば健闘できているのかもしれないです。
一方、正月に実家の茨城で撮影したM51はこちら。360mm+ZWOASI294MCで、32秒×60枚⇒30分です。
hiroooo000-blog.hatenablog.com
やっぱり夜空が暗いと撮影も楽だ、ってことですよねー
極軸合わせについての雑感
4/29と30のスタック後の画像を比較すると
4/29
4/30
依然としてパンの耳が出てしまっている。
特に4/30はPCで合わせたから極軸は結構ちゃんとあっているはずなんだけど。。。
次は、CRUXのコントローラでPEC学習させてやってみよう。