お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20220131 今年初のベランダ天体観望 -NGC2359トールの兜-

昨年末から1か月ぶりの、今年初の天体観望は、なんだかんだで1月末日になってしまいました。

なんだかんだありますが、

  • 昨年末にキャンピングカーでRVパークに泊まって観望した空が良すぎて、自宅ベランダでやる気が起きなかった
  • 自宅ベランダから観れる/撮れるメジャーな天体は大体1回は観た/撮ったで、若干空き気味

‐ キャンピングカーを買ってしまったので、望遠鏡機材のアップデートは最近されていない
‐ 1月仕事が忙しかった

と、理由はいろいろです。

一方、本当は週末にどこかに遠征に行きたかったのですが、天気がいまいちっぽかったので見送ったところもあり、今年初はベランダでお気楽でやることにしました。

というわけで、ザクっと機材を展開し、極軸を合わせることもなく(w)トールに兜の観望を開始です!

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60秒×25枚撮ったところからガイドが暴れだしてそのあとは全部捨てになりました。
が、リザルトはこちら!

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赤かぶりが発生していますね。。。まあ、極軸も合わせず、ダークもフラットも無し、の東京の空でこれだけ写れば御の字でしょうかw

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2022/1/31_22時ごろ
  • 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
  • フィルタ:L-eXtremeフィルタ
  • カメラ:ZWO ASI533MCP(1/1)
  • 赤道儀:Crux140Traveler
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolving
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でマルチスターガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 250、60s×25枚、ダーク/フラットともに無し
  • 画像処理:SI9でスタック⇒PIでABE⇒HT⇒StarnetでStarmask作成⇒マスクしてTH/CT⇒TGVDenoise

事後談

実は、NGC2359は年末にも撮影していたのですが、すっかり忘れていて対象がかぶってしまいました。。。
覚えていたら、今シーズンはまだ一度もとっていないバラ星雲とか、昨シーズン撃沈しているメデューサ星雲とかチャレンジしたのになーと思ったり。

あと、本格的な撮影は遠征で、ベランダでは、いかにお手軽に電子観望/撮影をするか、に全振りしてしまったほうが気も楽な気がしてきています。

さっと展開するだけ、とはいえ、機材展開、セットアップには15分くらいかかり(本格的に展開するよりも手抜きで短時間ではあるが)、お手軽感が薄いです。
ドリフトアラインメントで極軸調整をすると、軽く小一時間立ってしまうので、なおさらですね。。。

やっぱり、北極星の見える暗い空でセットアップして撮影、観望したいですねー

キャンパー買って、新月期ごとに遠征する、という裏目標を考えていたのですが、さっそく1月でとん挫し、次回新月期or今週末こそは、と思ってます。

次回新月期は、もう春の銀河祭りが始まっている時期になるので、昨年度失敗した構図の再チャレンジも考えており、楽しみでもあります。

まあ、肩ひじを張らず、今年もお気楽でやっていければなーと思ってます。

この締まりのない駄文にお付き合いいただきありがとうございましたw