お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20201226 ASI533MCProセカンドライト - バラ星雲

ASI533MCProのセカンドライトということで、バラ星雲を狙いました。

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MGEN3のドリフトアラインメントも慣れてきた気がします。
まだまだ追い込めそうですが、LiveStackで縮緬ノイズが出なくなったので、そこそこ合わせられているのではと思っています。

撮影は22時半ごろから初めて、南西のビルに隠れるまでの、約3時間露出しました。

では、さっそくリザルトです。

バラ星雲

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  • 【撮影情報】
  • 場所:自宅ベランダ観測所
  • 日時:2020/12/26_22時半~25時半
  • 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
  • フィルタ:QBPフィルタ
  • カメラ:ZWO ASI533MCPro(1inch)
  • 赤道儀:Crux140Traveler
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing
  • オートガイド:ガイドカメラ:MGEN3+Kowa75mmの協栄セット
  • 撮影条件:SharpCapでGain 100、120s×90枚撮影⇒ブレの少ない72枚(雲の通過での捨てコマも多数)をスタック。ダーク120s×100枚。フラット無し
  • 画像処理:PIでStack⇒ABE⇒HT⇒DenoisAIでノイズ処理⇒SI8でデジタル現像+レベル調整+周辺減光補正で調整

さらに、色味の調整をLab色彩調整で赤を足して黄色を引くと、ネットで検索すると出てくるバラ星雲っぽい色身になりますが、なんかこれでいいんだろうか?と思ってしまいます。どうすればきれいに色が出るんでしょうか?
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こちら、Lab色彩調整の画面です。
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ASI294MCとASI533MCProの画像比較

東京都心の光害まみれの空ですが、ASI294MCとASI533MCProの画像を比較してみます。

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ASI533MCProのほうが、赤が強く出る印象ですね。
あと、ピクセルサイズが533MCProのほうが小さいため、より解像する?
撮影中の印象はいい感じでしたが、並べてみるとどうなんでしょうねー

まあ、温度を固定して撮影できて、Darkの使いまわしが効くのが一番のメリットなんでしょうけどね。

さらにいろいろ撮影していきたいと思います。