引き続きMGEN3のドリフトアラインメントとCrux140Travelerのガイドテストを兼ねて、今回はクリスマス星雲を狙っていました。
前回のMGEN3のドリフトアラインメントは全然うまくいっていなかったことがわかり、再度トライしてみました。
が、どうなったらアラインメントが環境なのか、いまいちよくわからず、追い込めない状況です。。。
MGEN3の画面です。ガイドの状況はいまいちです。。。
リザルト
3分60コマ⇒180分(3時間)撮影し、21コマがガイドエラー(Crux140TravelerのRAジャンプ問題)で捨てでした。
ガイドエラーと正常なコマは以下のような感じです。
これが、60コマ中21コマもあるわけです。収率65%、うーんって感じですね。。。
さらに始まりと終わりで空のカブリかたが全然ちがったので、結局撮影中盤の正常なコマ20コマをスタックし、処理しました。
赤一色で面白くないですね。。。
QBP赤外通す問題なのかなーただ、この領域は全体的に赤い星雲が広がっている領域だし。
まあ、そもそもガイドがもっと安定したら、星像も星雲ももっとシャープに写るって話なんでしょうねー
- 【撮影情報】
- 場所:自宅ベランダ観測所
- 日時:2020/12/22_22時半~25時半
- 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
- フィルタ:QBPフィルタ
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing
- オートガイド:ガイドカメラ:MGEN3+Kowa75mmの協栄セット
- 撮影条件:SharpCapでGain 150、180s×60枚撮影⇒ブレの少ない撮影中盤の20枚。ダーク 180s×120枚⇒6時間(以前撮影したダークマスタ)。フラット無し
- 画像処理:PIでWBPP⇒HT⇒StarNetで星マスク作成⇒CurveTransformation⇒ArcsinhStretch⇒Tiff保存⇒DeNoiseAI⇒PIで再度JPEG保存
ちなみに、左はDenoiseAIなし、右はDenoiseAI適用後です。一発で滑らかになります。
DenoiseAIは魔法ですね。