MGEN3での極軸合わせ、およびCRUX140TravelerのRAジャンプ問題もあり、テスト撮影的にトールの兜を撮影です。
前回、MGEN3の極軸合わせを失敗し、今回はマニュアルを熟読し、再トライです。
MGEN3にすると、QHYCCD使っているときよりケーブルが2本増えて、ケーブル地獄観満載です。
最初はカモメ星雲を狙ったんですが、ガイドがブレブレだったので、キャリブレーションからやり直すついでに、カモメより好きなトールの兜星雲をターゲットにしてみました。
NGC2359 トールの兜
さっそくリザルトです。うちのベランダだと、向かいのビルとかで最大で1時間半くらいしか露出できません。
若干遅れてスタートで、22枚撮影し、ガイドエラーが3コマで、19コマをPixInsightで処理しました。
まあまあ調子が良かったのかな?やっぱり南中だとよいのかな?
トリミングしないと小さいですが、しっかり写っています!
- 【撮影情報】
- 場所:自宅ベランダ観測所
- 日時:2020/12/19_24時半~25時半
- 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
- フィルタ:QBPフィルタ
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing
- オートガイド:ガイドカメラ:MGEN3+Kowa75mmの協栄セット
- 撮影条件:SharpCapでGain 150、180s×22枚撮影⇒ブレの少ない19枚。ダーク180s×120枚⇒6時間。フラット無し
- 画像処理:PIでStack⇒HT⇒StarNetで星マスク作成⇒CurveTransformation⇒Tiff保存⇒DeNoiseAI⇒JPEG保存
こちら、トリミングした画像です。
DeNoiseAIのおかげで、かなり滑らかになってます!
ちなみに、昨シーズン撮影した画像はこちら。
昨シーズンよりも確実に進化している感があって、ちょっと嬉しいです。
※進化したのは機材とソフトウェア、という話がある気もしますがw
雑感
MGEN3のPolarAlignmentって、To LeftとかToRightとか、じりじり数字が変化していくんですが、これは落ち着かないんですかね。
マニュアル読んでも、ばちっと合ったところがどこなのかいまいちよくわからず。。。
いずれにしても精進が必要ですね。