お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200923 リモート撮影用にぽちったWINGPD MicroPCが到着

お盆明け後、天気があまりよくなかったのと、仕事がかなり忙しくて、ポチリヌス菌が増殖してしまったらしく、ついついポチってしまいました。。。
Banggoodというサイトが広告でしばしば表示されていて、そこに出ていて、思わずポチってしまいました。
www.banggood.com

Banggoodというサイトは初めての利用だったのですが、日本語でも表示されていて、ちょっと疲れていたので判断力も落ちており、人柱になってもいいやということで注文してみました。無事に届いてよかったですw

なお、これがビニール袋に入った状態で、中国から届きました。
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中身はこちら!

GPD MicroPC Intel Celeron N4100クアッドコア8G RAM 128GB ROM SSD 6インチWindows 10タブレットPC お値段36k也(割引クーポン適用)

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6インチの小さいPCです!
リモート撮影環境の構築は、巷ではASIAIRが盛況ですが、自分はこっち路線でいくことにしました。
※ASIAIRは魅力的ですが、自分は撮影にSharpCapを使っているので、やっぱPCがいいなーと。

こちら、USB-Aが後ろに2つ、横に1つの合計3つ、VGIもHDMIも有線LANもついているという、コネクタ周りが充実しています。
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また、うれしい誤算で(確認していなかっただけw)、開けたらWindowsがProライセンスだったため、追加費用無しでリモートデスクトップが利用できましたw

さっそくソフトウェアをセットアップしてみました。

以下、自分向けの備忘です。

Driver系

ASCOMPlatform

  • dotnetfx35(ASCOMインストールに必要)
  • ASCOMPlatform64bit

ZWO

  • ZWO ASI Camera Driver

PoleMaster

POLEMASTER - PoleMaster - QHYCCD Astronomical Cameras

  • PoleMasterDriverLatestEdition.zip
  • PoleMasterLatestEdition.zip

SynScan(AZ-GTi)

  • setup_synscan_app_ascom_driver_123
  • synscanpro_windows_1160(展開してローカルに格納のみ)

QHYCCD

  • QHY5IIDriverLatestEdition

TitanASCOM Driver(CRUX140Travelerのコントローラ)

  • Titan-ASCOM-3.1.2

ソフトウェア

撮影用

  • SharpCap
  • AllSkyPlateSolver
  • phd2
  • Stellarium

画像処理用

  • FlatAidePro
  • DSS
  • XnConvert

セットアップ

  • ASCOMのPOTHをセットアップ

セットアップ後の接続確認

大きさがわかるように、MicroPCの隣にペットボトルを置いてみました。小ささがわかると思います。
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※画面はSharpCapが表示されています。

リモートデスクトップで接続したところ、若干動きがもっさりしていますが、リモートで接続して、ASCOM POTH、SharpCap、Stellarium、PHD2、PoleMasterを制御することができました!
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写真はないですが、AZ-GTi+C5+ASI224MCの接続確認も無事完了⇒惑星観望でも行けそうです。

考えうる(自分にとっての)メリットとか今時点での不都合なポイント

  • 【○】ディスプレイ、キーボードがついている!このため単体でも操作可能(スティックPCとかASIAIRだと、必ずリモート接続用デバイスが必要となる)。リモート接続で使用する想定ではありますが、これがこのPCの最大のメリットですね。ちなみに、キーボードは変態的な配列ですが、撮影にしか使わないことを考えると特に問題なしです。
  • 【○】コスパ良し!メモリ8GB、SSD128GBと、いろいろ動作させても大丈夫なスペック。星雲、銀河はもちろん、惑星の撮影もこれで行けそう。お値段36kとしては十分なスペック。しかもWinPro。
  • 【○】USB-Cでモバイルバッテリーで給電できる
  • 【○】約400gと非常に軽量で、かさばらない。ストラップホール+ストラップがついているので、ぶら下げられます(やりませんがw)
  • 【△】画面の解像度が小さい(1280x720)。が、いちようSynScanProの画面はギリギリ縦が入り切る大きさで、実用上は問題ない。
  • 【○】本体右上にあるタッチパッドは、思ったよりも快適に操作できる
  • 【△】現時点で、マウスのスクロール操作のやり方がわからないw
  • 【△】ケーブル地獄は結局解決せず。PCへの接続は4口のUSB-HUBでまとめているんですが、カメラ接続で3本、赤道儀のコントローラに電源含めて3本、合計7本のケーブルが張ってます。ここにPC充電用も含めると8本。もう少しケーブルの取り回しをスマートにしたいところです。買ったPCとは全く関係ないですけど。

さあ、後は撮影に使ってみるだけだ!天気よ何とかなってくれ!