お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20190525 AZ-GTIでオートガイド失敗(M16)

最近の天体観望スタイルとして、SharpCapでLiveStackしてDeepSkyを観望する、というスタイルが定着しているのですが、赤道儀モードで使用しているAZ-GTIでオートガイドができるようになれば、

  • 少しずつ画角がずれていくことが防止できるのでは?
  • 露光時間を8秒よりも長くしてGAINを低くして、もっといい感じ移せるのでは?

などと思い、AZ-GTIでオートガイドを渡来してみています。

今日は、AZ-GTIでM16を対象に、オートガイドを試してみましたが、全然うまくいかず惨敗です。

まず、SharpCapのLiveStackのリザルト。
星像がガタガタになってます。。。
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この時のガイドグラフがこちら、12"くらいの範囲でガタガタになっています。
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今日はベランダ観測で風もなく、本体が揺れる要素はほとんどなかったため、これがAZ-GTIのオートガイドの実力値、ということなんですかね。。。

今日はオートガイドを4時間ほど渡来していたのですが、結局うまくいかずあきらめてしまいました、、、

オートガイドが利用できれば、もう少し露光時間を長くすることもできるのですが、現時点では無理なのかなー

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2019/5/25_25時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:AZ-GTI 赤道儀モード、ワンスターアラインメントでアライン
  • 導入方法:SynScan Proから自動導入後、SharpCap+All Sky Plate SolverでPlateSolve
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、8s×50枚(オートガイド)でLiveStack
  • ガイド鏡/カメラ:サイソニック50mm/F1.4+QHYCCD 5L-II-M
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、FlatAideProでフラット補正+レベル補正し、JPG出力


その後、結局オートガイド無しでM16を撮影。※子午線越えで望遠鏡が反転しましたので、逆さになってます。お気楽なので直しません!


こちらも、皆さまにご覧いただくほどの画像では全然ないのですが、北極星の見えないベランダで極軸合わせ無しで40分ほど撮影すると、これだけずれてしまう、という実例となればと思います。

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2019/5/25_25時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:AZ-GTI 赤道儀モード、ワンスターアラインメントでアライン
  • 導入方法:SynScan Proから自動導入後、SharpCap+All Sky Plate SolverでPlateSolve
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、8s×76枚(10分)のLiveStack×4枚⇒合計40分
  • ガイド鏡/カメラ:サイソニック50mm/F1.4+QHYCCD 5L-II-M
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、DSSでStack後、DPPでレベル補正し、JPG出力

また、同じくM17もちょっとだけ見た(撮影した)ので、自分への備忘として貼っておきます。

もっとちゃんと撮影するのであれば、もっとちゃんとした赤道儀買わなきゃダメなのなかー
AZ-GTI軽くて好きなんだけどなー