最近の天体観望スタイルとして、SharpCapでLiveStackしてDeepSkyを観望する、というスタイルが定着しているのですが、赤道儀モードで使用しているAZ-GTIでオートガイドができるようになれば、
- 少しずつ画角がずれていくことが防止できるのでは?
- 露光時間を8秒よりも長くしてGAINを低くして、もっといい感じ移せるのでは?
などと思い、AZ-GTIでオートガイドを渡来してみています。
今日は、AZ-GTIでM16を対象に、オートガイドを試してみましたが、全然うまくいかず惨敗です。
まず、SharpCapのLiveStackのリザルト。
星像がガタガタになってます。。。
この時のガイドグラフがこちら、12"くらいの範囲でガタガタになっています。
今日はベランダ観測で風もなく、本体が揺れる要素はほとんどなかったため、これがAZ-GTIのオートガイドの実力値、ということなんですかね。。。
今日はオートガイドを4時間ほど渡来していたのですが、結局うまくいかずあきらめてしまいました、、、
オートガイドが利用できれば、もう少し露光時間を長くすることもできるのですが、現時点では無理なのかなー
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/5/25_25時半ごろ
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:AZ-GTI 赤道儀モード、ワンスターアラインメントでアライン
- 導入方法:SynScan Proから自動導入後、SharpCap+All Sky Plate SolverでPlateSolve
- 撮影条件:SharpCapでGain 300、8s×50枚(オートガイド)でLiveStack
- ガイド鏡/カメラ:サイソニック50mm/F1.4+QHYCCD 5L-II-M
- 画像処理:LiveStackをFITS出力し、FlatAideProでフラット補正+レベル補正し、JPG出力
その後、結局オートガイド無しでM16を撮影。※子午線越えで望遠鏡が反転しましたので、逆さになってます。お気楽なので直しません!
こちらも、皆さまにご覧いただくほどの画像では全然ないのですが、北極星の見えないベランダで極軸合わせ無しで40分ほど撮影すると、これだけずれてしまう、という実例となればと思います。
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/5/25_25時半ごろ
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:AZ-GTI 赤道儀モード、ワンスターアラインメントでアライン
- 導入方法:SynScan Proから自動導入後、SharpCap+All Sky Plate SolverでPlateSolve
- 撮影条件:SharpCapでGain 300、8s×76枚(10分)のLiveStack×4枚⇒合計40分
- ガイド鏡/カメラ:サイソニック50mm/F1.4+QHYCCD 5L-II-M
- 画像処理:LiveStackをFITS出力し、DSSでStack後、DPPでレベル補正し、JPG出力
また、同じくM17もちょっとだけ見た(撮影した)ので、自分への備忘として貼っておきます。
もっとちゃんと撮影するのであれば、もっとちゃんとした赤道儀買わなきゃダメなのなかー
AZ-GTI軽くて好きなんだけどなー