あまりの天気の悪さにこらえきれず、PixInsightを購入してしまいました。
記念すべき初処理は、masahikoさんのこちらのサイトを参考にやってみました。
masahikoさん、良記事ありがとうございます!
masahiko.me
再処理対象はこちらの記事のNGC6960網状星雲です。
hiroooo000-blog.hatenablog.com
撮影条件はこちらです。
- 【撮影情報】
- 場所:富士山ふもと(山梨県富士吉田市付近)
- 日時:2020/8/19_25時ごろ
- 望遠鏡:SpaceCat51(D=51mm、f250mm/F4.9)
- フィルタ:サイトロンCBPフィルタ
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでPlateSolbing⇒手動で画角調整
- オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
- 撮影条件:SharpCapでGain 350、180s×20枚⇒1時間、ダーク180s×20枚、フラット無し
以前の画像
画像処理は
- DSSでStack
- SI8でレベル補正⇒若干周辺減光補正⇒デジタル現像⇒トーンカーブ調整⇒スターシャープフィルタ
という感じでした。
結構いろいろいじったのですが、どうやったら皆さんが撮影しているような写真になるのかさっぱりわからなかったって感じです。正直、うまい写真にならずにもやもやしている感じでした。
PixInsight初処理後
masahikoさんの記事を読み、最初はやらなくてもよさそうなところ飛ばしつつ、以下の処理を実行してみました
- BatchPreprocessing (BPP)
- AutomaticBackgroundExtrator (ABE)
- PhotometricColorCalibration
- HistogramTransformation (HT)
- RangeSelection
- CurvesTransformation (CT)
- TGVDenoise (TGVD)
- SCNR
- HistogramTransformation (HT)
そのリザルトがこちらです!
むむむ、色がおかしい。と、最後まで処理した後に気づくw
fitsをスタックした後のdebayerのパターン指定がおかしいのか?
原因究明は後でやるとして、今はちゃんとした色で処理をしてみたい欲求が強いので、前回DSSでスタックした画像をベースに、ABE以降をやってみました。
パラメータはほぼmasahikoさんのサイトに記載されている通りでやってみると
おお、いい感じ!なんか淡いところまで含めていい感じ!
自分の撮影した画像がダメなのかなーと思ってたんですが、画像処理の腕がなかったってだけですね。
※この画像を手に入れられたのは、自分の腕ではなく、masahikoさんの上質なブログ記事のおかげですがw
PixInsight、あまり考えずにここまでできてしまうってすごいですね。
ここから画像処理の沼にはまっていくんでしょうけどw
感想
今回、初めてPixInsightを使ってみましたが、マスクの威力がすごいってことがわかりました。
※当方、PhotoShop等の写真編集ソフトは全く使ったことがないです。
星マスク、星雲マスクがRangeSelectionで簡単に作れて、マスクを適用して各種処理ができるってことがすごいってことなんだろーなーと実感しました。(間違ってるかもしれませんが)
PixInsight触るまでは、マスクを作るとか、適用して云々みたいなのは、めんどくさそうだし勉強するのにも時間かかりそうと思っていたのですが、masahikoさんの良記事のおかげで、記事を端折ってなぞるだけでここまで行けました。
masahikoさん、良記事マジありがとうございます!ほかの記事も参考に、精進させていただきます!
また、PixInsightはTwitterでもいろいろつぶやきがあるので、いろいろ見ながら使っていきたいと思います。