お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200921 惑星観望(イオの影が落ちた木星、土星、火星)

実はこの連休、金曜日の夜から今日まで河口湖周辺に行っていたのですが、夜は星空を拝めることなく旅行が終了してしまい、家に帰ってきたら晴れていたので気晴らしに惑星観望しましたw

まずは木星を観望。
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木星に望遠鏡を向けて、撮影の準備をしていたら息子が「見たい見たい」といってきたので、約150倍で木星を見せてあげました。
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木星の縞も、大赤班も見えたようで、喜んでましたw

木星

今回、初めてイオが影を落とした木星を撮影することができました!(木星本体の右に小さく写っているのがイオです。SkySafariで確認しましたw)
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うーむ、感動です!大赤班とセットになっていていい感じです。
今まで、諸先輩方が撮影した、衛星が影を落とした木星の写真を見てうらやましいと思っていたので、念願の1枚となりました!

  • 20200921 19:10頃
  • AZ-GTi+C5+ASI224MC
  • Gain200、Exp3ms、488x488、5000枚をAS2で50% 1.5x drizzleでスタック⇒RegiStaxでウェーブレット処理

このあと、19:26頃木星を撮影したら、すでに影はなくなっていました!衛星の動きを感じられた観望となりました!

土星

今日は土星もいい感じに撮れました!
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  • 20200921 19:30頃
  • AZ-GTi+C5+ASI224MC
  • Gain300、Exp6ms、488x488、5000枚をAS2で50% 1.5x drizzleでスタック⇒RegiStaxでウェーブレット処理

火星

火星って撮影する時間で模様が変わるんですね。自転してるし、当たり前といえば当たり前ですが、その当たり前を、前に撮影した画像と見比べて実感しましたw
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  • 20200921 21:10頃
  • AZ-GTi+C5+ASI224MC
  • Gain300、Exp6ms、488x488、5000枚をAS2で50% 1.5x drizzleでスタック⇒RegiStaxでウェーブレット処理

雑感① 倍率

急遽観望したにも関わらず、木星は今までで一番の満足感でした!
しかし、150倍だと、縞、大赤班は視認できましたが、影はわかりませんでした。もっと大口径の望遠鏡で見たら、木星に衛星が落とす影まで視認できるんでしょうか?
今まで小学校の観望会(観望会で用意された最大口径の望遠鏡はVixen80Mfで、自分で持っていたC5が一番大きかったw)しか参加したことがないため、どこかでやっている本格的な観望会に参加して、30cmのドブソニアンとかを覗いてみたいです。

雑感② フリップミラー

また、フリップミラーの角度がいまいちで、アイピースで中心に導入しても、ASI224MCの画角に入らないという。。。昼間にセンター合わせ(フリップミラーの角度調整)をしたいところですね。面倒だけど。。。

雑感③ AZ-GTiの自動導入

AZ-GTi経緯台モードの自動導入で、うまくセンターに導入してくれません。
今日は火星と土星でツースターアラインメントをしたのち、海王星を導入しようとしましたが、導入後も存在を確認できず、周辺をフラフラ確認したのですが見つからず、そのあと火星を導入したら全然センターに入りませんでした。
いちよう、AZ-GTiの上についている水準器で水平だしをしているんですが、何がダメなのかなー
前回天王星を導入した時は、ぎりぎり視野内に青っぽい光が見えたので撮影できましたが、視認できない対象だとちょっと辛いかも。。。
ガイド鏡を乗せて、PlateSolvingするって手もありますが、、、
そういえば、C5にガイド鏡を乗せるためのピギーバックマウント的なものが届いていたような。。。