最近木星、土星のシーズンが到来したということで、雲が流れる空ではありましたが、木星と土星にチャレンジしてみました。
機材は温度順応で20時くらいから外に出しておいて、観望開始は高度がそこそこになった23時ごろからスタートしました。
まずは眼視で木星、土星を観望したのですが、木星は複数の縞模様が眼視で確認でき、土星もカッシーニの空隙はもちろん、本体の模様も眼視でうっすら確認することができ、これは、と思い撮影を開始しました。
撮影風景はこちら
機材は以下の通り
- 架台:AZ-GTi赤道儀モード
- 鏡筒:C5+Celestron8-24mmズームアイピース
- カメラ:ZWO ASI224MC
こちらの機材で、木星、土星をSharpCapで3000枚撮影し、AS2でスタック⇒RegiStaxでウェーブレット処理+ガンマ補正した結果がこちらです。
まずは土星!
続いて木星!
両方とも、過去最高の出来です!
そもそも、土星も木星も、SharpCapでリアルタイムで見ている時点ですでに模様が浮かび上がっている状況でした!
並べてみるとこんな感じです。
うーん、チョイ見でセットしたら、ほんと過去最高の出来の土星、木星が撮影できてしまいました。
雑感
これまで惑星を撮影するときは直焦点撮影だったのですが、Celestronの8-24mmズームアイピースを挟んで撮影しても、なかなか良く撮れるってことがわかりました!
このアイピースの接眼側にはM42のねじが切られていて、ZWOのカメラが直接つけられる、便利仕様なんですよね。
いい感じでとれることがわかったので、今後も眼視/撮影の両方で活用していこうと思いました。