お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200105 NGC2359トールの兜再び

昨日東京に戻ってきて、今日は空が晴れていたので、トールの兜を再トライです。
前回は露出が32sだったところを、今回は64sでトライ。

結果はこちら。
f:id:hiroooo000:20200106005300j:plain

画像処理はトリミング+レベル調整のみで荒れ荒れですが、今日の観望を楽しんだ記録として残します。
当たり前かもしれませんが、1ショットあたりの露出を延ばしたほうが、心なしか淡い部分まで写っている気がします。
しかし、都心でもこれだけ写るってのはちょっと感動ですね。
特に、QBPフィルタとASI294MCの力だと思いますね。楽しませてくれてほんと感謝ですね。

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区 自宅ベランダ
  • 日時:2020/1/5 23時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • フィルタ:サイトロンQBPフィルタ
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 250、64s×57枚(3648s=約61min)をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、ステライメージでトリミング⇒レベル調整のみ。


なお、撮影前に久しぶりに極軸のドリフトアラインメントをやりました。
オートガイドかつ比較的短焦点の望遠鏡を使っているということもあり、極軸がちゃんとあっているかよくわからない状況でも、約1分で大体点像で写ってくれることがわかりました。
これからは1分露出を基本として撮影しようかと思いました。