2019/11/13に文末に追記しました。
三度のバラ星雲リベンジです。
今日は空の状況が良い感じだったようで、わずか17分でこの写り。感動ですw
SharpCapのLiveStackですが、撮りながら見れる、これが電視観望の魅力ですね!
こちらがPNG保存の画像。17分とは思えないw
そのあと、約2時間ほど露光した後のLiveStackの画像がこちら。
なんか劣化している感が。。。これはSharpCapの表示の調整の問題だと思います。
SharpCapのLiveStackの画像をFlatAidePro+StarNet+++ステライメージで処理した結果がこちら。
画像処理が雑なためノイズがすごいことになっていますが、バラ星雲の色味がちょっと出せた(赤一色ではない)気がしています。
StarNet++は星雲だけ抜き出して強調できるので、これはこれで非常に良いですね。
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/11/11_26時ごろから約2時間
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- フィルタ:QBP
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:CRUX MINI
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入⇒これでほぼ対象は中央に導入されます。
- オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
- 撮影条件:SharpCapで2x2ビニング、Gain 350、32s×207枚(2時間弱)をLiveStack
- 画像処理:LiveStackをFITS出力⇒FlatAidedeでフラット補正⇒StarNet++で星雲のみ抽出し、強調し、元画像と単純加算合成⇒ステライメージでノイズ低減
2019/11/13 追記
画像処理をちょっとやり直してみたので、貼り付け。
また、StarNet++の処理結果も貼付してみます。
StarNet++で処理するためには、インプットの画像ファイルはTIFFでないといけません。
なので、16bitのfitsを読み込み、TIFに保存し、そのTIFをFlatAideProで読み込み、「プロセス」→「StarNet++で星像消去」を選び、パラメータはデフォルトで実行。すると、上図のような画像が得られます。