お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20191105 QPBで馬頭星雲にリベンジ

今晩もベランダ観望です。
馬頭星雲、討ち死にを連続していたため、重い腰を上げてQPBをセットしてリベンジです。

SharpCapのLiveStackは約90分でこんな感じ。

f:id:hiroooo000:20191106025108p:plain

レベル調整でかなり強調しています。が、これまでで一番、「馬頭」を認知できる画像かもしれません。
しかし、さすがQPBですね。これまで光害カブリでここまで馬の頭が出ることはなかったのですが、割と短時間のLiveStackで馬の頭が見え始めました。前に銀河で使ってうまくいかなかった(当たり前)ですが、星雲にはこれがよさそうな感触です。

また、軽くですが、ステライメージ8で32bit fitsをちょっといじったのがこちら。

f:id:hiroooo000:20191106025141j:plain

ノイジーですが、画像処理を気合を入れてできる時間でもなく、深夜しか時間がとれず、これ以上処理はしないかもしれないので、今時点で掲載。フラット撮影もしていないし、極軸も大体北に向けているだし。
まあ、お気楽ということでw

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2019/11/5_25時ごろから1時間半
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入⇒これでほぼ対象は中央に導入されます。
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapで2x2ビニング、Gain 350、32s×225枚(約2時間)をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、ステライメージ8でソフトビニングフラット補正⇒レベル補正

次はバラ星雲をリベンジしようかなー