令和最後の自宅ベランダ天体観望は、バラ星雲とトールの兜です。
最初にバラ星雲。サイトロンジャパンのQBPフィルタのおかげで都心でも見栄えするバラ星雲が撮影できるようになりましたw
C50バラ星雲
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/12/31_21時ごろ
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- フィルタ:QBPフィルタ
- 赤道儀:CRUX MINI
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
- オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
- 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×247枚(7904s=131min)をLiveStack
- 画像処理:LiveStackをFITS出力し、レベル補正
スカイフラットを撮影したのですが、フラットが全然合わなかった、、、
しかし、2時間超撮影した甲斐あり、これまでで一番色が出ている気がします!
NGC2359トールの兜
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/12/31_23時半ごろ
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- フィルタ:QBPフィルタ
- 赤道儀:CRUX MINI
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
- オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
- 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×133枚(4256s=71min)をLiveStack
- 画像処理:LiveStackをFITS出力し、SI8でトリミング後にレベル補正、RGB分割⇒調整⇒R→R、G→B、B→Gで青と緑を入れ替えて合成。(で青くなった。反則な気もしていますが、青くしたかったんです。。。)
こちら、初めての対象でしたが、ベランダでも写ることを確認!
この対象は高度が低く、うちのベランダからは南中直前から2時間弱くらいしか見えません。
次回はギリギリまで露出してみようと思います。
なお、緑と青を入れ替える前の画像はこちら。
令和元年は初めての天体をたくさん撮影できて、お気楽天体観測的に充実した1年でした!
この記事を書いている時点ですでに年が明けていますが、令和2年もいろいろ撮影したいと思います!