お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20190906 久しぶりに晴れた夜空(M77+オリオン座)

今週は非常に忙しく、金曜日の終電で帰って地下鉄の出口を出たら、なんと久しぶりに晴れ間が見える!
ということで、実に1か月ぶりくらいに自宅バルコニーで観望することができました!
時間にして、深夜1時~3時半の2時間です。
天気は、時々雲が通過するが、まあ行ける!という感じでしたね。

今までは極軸はテキトーに向けていただけだったんですが、PHD2でドリフトアラインメントをやってみました。
なれると早くできるようになるのかな。

今日は、自宅バルコニーから見える対象としてM77を選択して、撮影してみました。

どこに何があるかというと、こんな感じです。(All sky plate solverで解析)
左下にエッジオン銀河がありました。※上の画像のオリジナルサイズ表示で見るとわかりますw


  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2019/9/6_27時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入⇒これでほぼ対象は中央に導入されます。
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 400、8s×384枚をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、ステライメージでソフトビニングフラット補正⇒レベル補正

久しぶりの撮影で、極軸合わせ、オートガイドの設定とかで手間取り、撮影に避けた時間は1時間程度でした。

撮影風景はこちら。

ベランダではペットボトルウェイトでなくても良い気がしてきたw

撮影中のオートガイドの状況。±4秒くらいで揺れています。そもそも、星がゆらゆら揺れていたからなー

SharpCapのLiveStackの模様。中心がM77ですが、思いのほか中心が明るく、色飛びしています。

また、撮影中は東の空に昇ってきたオリオン座をPentaxK70で撮影したり、双眼鏡で観望したりしてました。

双眼鏡で、オリオン大星雲が見えるような見えないような、そんな感じでした。

というわけで、久々の天体観望/撮影を満喫しました!