重い腰を上げて、フラットを撮影してみました。
これまでフラット処理はうまくいったことがあまりなく、諦めてしまっていたところもあったのですが、今年の目標として設定しましたので、さっそく取り掛かってみました。
光源には、AndroidタブレットのソフトTablet FlashLightをインストールして使いました。
play.google.com
フラット撮影は、カメラASI533MCProでSharpCapを使い、Gain0、露出3.2s、60枚で撮影しました。
1/9撮影 オリオン大星雲の再処理
撮影したフラットも含めて、1/9に撮影したデータをPIでWBPPで処理した直後にSTFしただけの結果がこちら!
左がフラットありで、右がフラット無しです。
フラット処理、成功したといってもいいでしょう!やったー!目標1個達成w
というわけで再画像処理です!今回、以下の流れで処理をしました。
- PIでWBPP(フラットあり、ダークあり)
- STF
- ABE(FD:1,Subtraction)
- HT
- DeNoiseAIでノイズ処理(DeNoise)
- SI8でLab色彩調整(Blueのみ1.5)
DeNoiseAIでは、3シュルのノイズ処理の結果を並べて見れますが、今回はLowLightを採用。パラメータは画面の通りです。
そして、今回のリザルトはこちら!過去最高のオリオン大星雲になりました!
12/25撮影 馬頭星雲の再処理
昨年末に撮影した馬頭星雲も再処理してみました。
再処理の流れはオリオン大星雲と同様です。
結果はこちら!
フラットの影響よりも、SI8でのLab色彩調整での色調整が効いていそうな気がしますが、前回よりもいい感じに処理ができている気がします。
フラット処理がうまくいったので、ほかの撮影画像も再処理してみたいと思います!