PentaxK70はアストロトレーサメインで17日、19日と撮影しましたが、今日はCRUX140Travelerに載せて、天の川をスタックしたいと思い、このセッティングです。
いて座付近の天の川
APS-C、35mmで撮影した南の天の川です。
干潟星雲ー三裂星雲ーオメガ星雲ーわし星雲がそれぞれ存在感ありますね!
天の川のもやもやもしっかり写っていて、満足の1枚です。暗い夜空サイコー
- 【撮影情報】
- 場所:富士山ふもと(山梨県富士吉田市付近)
- 日時:2020/8/20_23時ごろ
- カメラ:PentaxK70 + Sigma18mm-35mm,F1.8
- 赤道儀:Crux140Traveler
- 導入方法:手動での導入
- オートガイド:なし
- 撮影条件:焦点距離35mm、ISO400、180s×10枚、ダーク180s×10枚、フラット無し
- 画像処理:DSSでスタック、SIで周辺減光補正、カブリ補正、レベル補正、デジタル現像
この撮影で、実はRAW保存設定を忘れ、サイズMのJPEGで撮影してしまいました。
この後気づいて直せたので、後ろの撮影には影響しなかったのですが、ちょっと残念でした。
白鳥座付近の天の川
こちらもAPS-C、35mmで撮影です。
昨日撮影した北アメリカ星雲、ペリカン星雲、サドル付近、網状星雲(はうっすら)がきれいに写っています。色とりどりで非常にきれいですね
撮影時点ではちょうど天頂付近で、かなりクリアでした。
カシオペア座付近の天の川+アンドロメダ銀河+M33
こちらは、撮影場所の北側に富士吉田の街明かりの影響+夜中イベントのライト?のような強力なスポットライト的な光がちらちらしており、空の状況が良くなかったので、明るさのムラがひどく、強調できませんでした。
このカットも天の川を強調したかったんですけどね。。。
撮影中に双眼鏡で天体観望
撮影中、SVBONY双眼鏡で、いろいろ観望しました。
特に、アンドロメダ銀河、干潟星雲についてはボヤっとその姿を確認することができて感動でした。
そして、今回はC5もBlanca60SEDも持っていかなかったのですが、全部持ってくればよかったとちょっと後悔しましたw
次回は持っている機材を全部持っていこうと思います。
娘と撮った天の川
19日夜ですが、晩御飯を食べた後に富士山と天の川が見えるスポットにみんなで行ったときに、娘のコンデジ(Canon PowerShot S200)で15秒/ISO3200で固定撮影した天の川がこちら。
コンデジ1枚撮りでも結構写りますね
同じ時間にPentaxK70でアストロトレーサ(18mm、F4、120s、ISO1600)で撮影
今回の撮影を終えて
今回は16日から21日の5泊6日で避暑地に来ていたのですが、3晩天気が良くて撮影/観望ができました。
- 暗い夜空は絶対的な正義だということが良くわかりました。東京の空とは全然違いました。肉眼で天の川が見えるなんてサイコーでした
- 東京でCRUX140Travelerの動作が安定しない事象が発生していましたが、今回は該当事象は1回も発生せずでしたので、エイジングが効いたのかわかりませんが、とりあえず機材の問題で発生していたのではないということで安心しました。
- 初めて、カメラ+レンズを赤道儀に載せて撮影しましたが、次回はポータブル赤道儀も持ってきて、カメラはポタ赤にのせて撮影しようと思いました。
- 撮影中に観望する用の望遠鏡も必須だということがわかりました。特に、1人でやっているので、長時間で双眼鏡だけだとやはり疲れてしまいますね。
富士山ふもとの夜空を満喫した3夜でした。次はいつ来れるかわかりませんが、季節に1回は来たいですねー
天文ガチャ
帰りの高速の談合坂SAで、探し求めていた天文ガチャを発見!
大人買いしてしまいましたw コンプリートです。