七里川RVパークでワーケーションをして、夜に天体観望をしました!
AMは移動で、13時から19時半まで、こちらの車で(ドアは開けっ放しで網戸で)ずっと打ち合わせでした。
外の空気を感じ、気持ちよかったです。
同僚4人で来ましたが、2人は外で仕事してましたw
夕方に、打合せで聞いていればよい打合せで、話を聞きながら機材のセッティングを始めたのですが、
4セット同時撮影できるように機材を持っていったのに、
- カメラを乗せるアリ型プレート
- NanoTrackerの電池ボックス
の2つを忘れ、2セットでしか撮影できない、ということが夕方に判明。
当日朝にバタバタ準備したんですが、当日は準備はだめですね。。。反省。。。
さて、仕事が終わった後、七里川温泉の宿の炉端で晩御飯を食べ、温泉に入り、PM22時。
温泉終了後に天体観望開始、と思ったら空の8割くらい雲が流れていている状況。
しかし、予報は晴れだったので、同僚と焚火をして(このRVパークは焚火OK)だべって晴れを待ったところ、25時半ごろから晴れてきました。
さすがに深夜回っていたので、望遠鏡はやめて、
- 同僚のPentax K3+FA77limited + SkyMemoS
- 自分のPentax KP+Sigma18-35mm Art + アストロトレーサ
の2セットで撮影を開始しました。
自分のPentaxKP+Sigma18-35mm+アストロトレーサで夏の天の川
忘れ物の影響+同僚にはSkyMemoSで初めての赤道儀撮影を体験してもらうため、自分はアストロトレーサで夏の天の川を撮影しました!
まず広角(18mm)で夏の天の川
- PentaxKP+SigmaArt18-35mmF1.8、F2.5、ISO800、120s、アストロトレーサ
- PIでST⇒HT⇒CT(彩度を若干持上げ)のみ
夏の天の川です!アストロトレーサでほぼ撮って出しです!
120秒1枚でも、結構いい感じに写ります!。2分の追尾のため地上風景は結構ブレてますが、映り込んでいる気とか山とか、ちょっと雰囲気があって個人的には好きですw
こちらの場所は千葉の房総半島の真ん中あたりにあるのですが、駐車場に煌々と照るライトがあるのですが、そこを視線から外せば、肉眼で天の川が見える空の暗さでした。
同僚も、肉眼で天の川を認識したことがなかったらしく、写真と見比べて感動してましたw
次に、35㎜で天の川中心とアンタレス付近を拡大
こっちはアストロトレーサがキマらず、上下に星像が伸びてしまっていますが、引いてみたらわかりません!w
画角も狙ったところからずれてしまっていますが、このカットは是非赤道儀に載せて長時間露出したいところです。
が、アストロトレーサ1枚でも、ここまで写るんです!
なかなかのもんですねー
アストロトレーサーType2、KPにも来ないかなー
同僚のPentax K3 + FA77limited + SkyMemoS で アンタレス付近と夏の天の川の中心
実は、同僚は天体撮影を初めてで、SkyMemoS+自由雲台で初めての天体撮影を体感してもらいました!
同僚はカメラとレンズを持ってきて、自分がSkyMemoSとかレリーズとかを貸してあげて、アンタレス付近と夏の天の川の中心を撮影しました!
- Pentax K3
- FA77Limited f2.5、ISO400、120s×13枚=26分露光
- SI9でスタック、PIでABE(かぶり補正)⇒ABE(周辺減光補正)⇒ST⇒HT(ストレッチ)⇒CT(若干彩度を持ち上げ)
同僚、初の天体写真は大成功です!
なお、撮って出しはこんな感じでした。
続いて、夏の天の川の中心です!
- Pentax K3
- FA77Limited f2.5、ISO400、120s×13枚=26分露光
- SI9でスタック、PIでABE(かぶり補正)⇒ABE(周辺減光補正)⇒ST⇒HT(ストレッチ)⇒CT(若干彩度を持ち上げ+色調整)
アンタレス周辺より青はろが目立ってしまっていますが、干潟星雲~三裂星雲~オメガ星雲と、メジャーな星雲が写る楽しい領域ですね!
こちらも、翌朝サクッと処理をして見せたら感動していましたw
さて、この経験で、同僚を沼に引きずり込むことができたんでしょうか?w
雑感
実は、遠征地で誰かと天体観望するのは初めてでしたが、撮影中いろいろ話をするのは楽しかったですね。
こういうのもいいなーと思いました。
そして何より、今回は忘れ物をして機材展開しきれなかったので、次回は忘れ物せず、機材をすべて展開したいです!