お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20191121 グアムで星野写真

今、家族旅行でグアムに来ており、タモン湾という、多分グアムで一番明るいそらなのではないかという場所での星系写真です。

繁華街なのでとおりは明るいのですが、ビーチサイドはホテルで繁華街の直接的な光は遮断されており、思っていた以上に夜空の色は暗かったです。

今回は飛行機での家族旅行ということもあり、望遠鏡はもっていかず、PentaxK70+標準ズームレンズ(18mm-135mm、F3.5-5.6)+アストロトレーサで勝負です。

これがやりたくて、PentaxK70を購入したといっても過言ではない。

また、今回は初めてスターリーナイトフィルタも実践投入です。

つまり、機材は

  • PentaxK70
  • smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
  • スターリーナイトフィルタ
  • アストロトレーサ

です。

昼は海に入って、家族で晩御飯外食して、子供をふろに入れて、父親だけ星空写真を撮りに外出しました。
サイコーのバカンスですねw

セッティングは、赤道着とかないので早いです。

  • 三脚セッティング
  • アストロトレーサをK70 に付けて、電源をオンにしバルブに設定して、精密キャリブレーションを選択し、カメラを8の字にぶんまわす
  • 三脚の自由雲台に据え付けて完了!

ということで、5分程度で終わります。

今回は標準レンズということで、空だけと風景/建物を入れたものと両方行きたかったのですが、雲が流れるような天気だったため、画角を絞っていくつかの対象を撮影してみました。

そのうち、比較的ちゃんと映ったかもしれない3対象を紹介。

全部1枚撮りです。全部等倍で見るとあらあらです。

が、赤道儀なしで1分露光しても、まあまあみられるレベルで撮影できる、アストロトレーサは優秀かもw

カシオペア座二重星

53mm/F4.5/60s/ISO800/アストロトレーサONで撮影。FlatAideProでソフトフィルタ/レベル補正

初めてソフトフィルタ処理でしたが、なんかいい感じになったので、撮影したのは一番最後ですが、一番最初に掲載します。

アンドロメダ銀河

135mm/F5.6/60s/ISO1600/アストロトレーサONで撮影。FlatAideProでソフトフィルタ/レベル補正。

しょぼーく写っていますが、赤道儀なし1枚撮り1分露光、と考えると、まあ今の自分だとこんなもんでしょう。

すばるとヒアデス星雲

60mm/F4.5/30s/ISO3200/アストロトレーサONで撮影。FlatAideProでソフトフィルタ/レベル補正。

もっと色とりどりになることを期待しましたが、ほとんど色が出ていないです。
この領域はきれいな気がする。

撮影中

撮影中は、「スコープテック × ヒノデ 星座望遠鏡 双眼鏡セット」で星座を観察しました。
当たり前ですが、東京よりも圧倒的に暗い!