お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20191101 バラ星雲をベラ観(ベランダ観望)

金曜夜で雲がなかったので、疲れてはいましたがベラ観(ベランダ観望)を敢行しました。

対象は、以前討ち死にしたバラ星雲です。

こいつは、仕掛けてしばらくして風呂に入って放置してたら、PCが撮影開始後約1時間後にスリープしたらしく、撮影が中断されてました。⇒おそらく1時間ほど無駄になっている模様。。。

というわけで、撮影途中でSharpCapのLiveStackのPNGしか残っていないという始末だったのですが、いちおう記録として残します。

f:id:hiroooo000:20191103001703j:plain

きったないですねー。が、いちようバラ星雲のようなものは確認できる。やはり、フィルターをかまさないと写らない気がしている。(QBF持っているんだけど、つけるのが面倒でつけていない。手動のやつでもフィルタ切り替え器を買おうかな、、、)

  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2019/11/1 25時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:CRUX MINI
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入⇒これでほぼ対象は中央に導入されます。
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでBinning 2x2、Gain 200、8s×469枚をLiveStack(Dark減算あり)
  • 画像処理:SharpCap上でLiveStack画像を調整し、PNG出力のみ。

なお、今回は、撮影条件のBinningINNINGを2x2にして撮影してみました。
感度4倍で、解像度は1/4、ということかと思いますが、小生の機材での電子観望メイン(観望しながら、LiveStackの画像を保存するスタイル)だと、実は解像度はそこまでいらない、という話もあるやなしや。
※そもそも、ベランダから見える範囲が広くなく、見える対象も多くないため。

そこで、今回はSharpCapのBinningを2x2にしてみたのですが、当たり前ですが、1x1から2x2にすると、解像度を犠牲にすることで

  • Gainを下げることができる⇒ノイズ低減
  • 露出時間を短くすることができる⇒機材起因のエラーや大気の揺らぎとかに強くなる
  • 解像度が下がる⇒ファイルサイズが小さくなる⇒画像処理の時間が短くなる

という効果が期待できます。どれも、お気楽観望/撮影には効きますねー
まあ、小生は大体8s or 16sくらいでいつもベラ観しているので、今回はGainを落として撮影してみました、というところでした。

ベラ観って流行るかな、、、