金曜夜で雲がなかったので、疲れてはいましたがベラ観(ベランダ観望)を敢行しました。
対象は、以前討ち死にしたバラ星雲です。
こいつは、仕掛けてしばらくして風呂に入って放置してたら、PCが撮影開始後約1時間後にスリープしたらしく、撮影が中断されてました。⇒おそらく1時間ほど無駄になっている模様。。。
というわけで、撮影途中でSharpCapのLiveStackのPNGしか残っていないという始末だったのですが、いちおう記録として残します。
きったないですねー。が、いちようバラ星雲のようなものは確認できる。やはり、フィルターをかまさないと写らない気がしている。(QBF持っているんだけど、つけるのが面倒でつけていない。手動のやつでもフィルタ切り替え器を買おうかな、、、)
- 【撮影情報】
- 場所:東京都文京区自宅ベランダ
- 日時:2019/11/1 25時半ごろ
- 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
- カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
- 赤道儀:CRUX MINI
- 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入⇒これでほぼ対象は中央に導入されます。
- オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
- 撮影条件:SharpCapでBinning 2x2、Gain 200、8s×469枚をLiveStack(Dark減算あり)
- 画像処理:SharpCap上でLiveStack画像を調整し、PNG出力のみ。
なお、今回は、撮影条件のBinningINNINGを2x2にして撮影してみました。
感度4倍で、解像度は1/4、ということかと思いますが、小生の機材での電子観望メイン(観望しながら、LiveStackの画像を保存するスタイル)だと、実は解像度はそこまでいらない、という話もあるやなしや。
※そもそも、ベランダから見える範囲が広くなく、見える対象も多くないため。
そこで、今回はSharpCapのBinningを2x2にしてみたのですが、当たり前ですが、1x1から2x2にすると、解像度を犠牲にすることで
- Gainを下げることができる⇒ノイズ低減
- 露出時間を短くすることができる⇒機材起因のエラーや大気の揺らぎとかに強くなる
- 解像度が下がる⇒ファイルサイズが小さくなる⇒画像処理の時間が短くなる
という効果が期待できます。どれも、お気楽観望/撮影には効きますねー
まあ、小生は大体8s or 16sくらいでいつもベラ観しているので、今回はGainを落として撮影してみました、というところでした。
ベラ観って流行るかな、、、