お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200223 赤道儀が生えた~Crux140Traveler~

実は昨年注文していた赤道儀が届きました!

開封の儀。

届いた段ボールです。かわいいアイコンが印刷されていて、家族に怪訝がられましたw
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じゃん!
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開けるとこんな感じ。きれいに詰め込まれてます。
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青がきれいです!
HOBYM Crux140Travelerです!ウェートレスマウントです。
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さっそくセッティング。
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うーん、いいですね!

というわけで、Crux140Travelerでファーストライトです。
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ウェートレスですが軽々動きますねー
とりあえず春の銀河祭りのM96をターゲットに約1時間LiveStackしたものをステライメージで軽く処理しました。

M96

M96は笠井BLANCA-60SEDでは対象が小さすぎましたねw
中心の米粒のようなものがM96です。
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  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2020/2/23_10時半ごろ
  • 望遠鏡:笠井トレーディング BLANCA-60SED(D=60mm、f=360mm/F=6)+ 笠井トレーディング ED屈折用フィールドフラットナーII + 笠井トレーディング M48延長筒
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:Crux140Traveler
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 300、32s×111枚をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、ステライメージでソフトビニングフラット補正⇒レベル補正

望遠鏡をCelestronC5に変更

続いて、望遠鏡をC5に変更です。こちらもウェートレスです!
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オレンジと青がかっこいいw

C5へのガイドカメラ接続は、亀の子スタイルではなく、C5のアリガタにアリミゾ+ガイド鏡アリミゾ→ガイド鏡で接続してます。

こちらのセッティングでM65をテスト撮影です。
ベランダで、北極星は見えない環境なので、極軸は、角度をスマホで合わせて、方位は適当に北を向ける、という状況でのテスト撮影ですが、とりあえず動くことは確認できました!

M66

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  • 【撮影情報】
  • 場所:東京都文京区自宅ベランダ
  • 日時:2020/2/23_24時半ごろ
  • 望遠鏡:CelestronC5(D=1250mm、f1250mm/F10)+ reducer/corrector f/6.3
  • カメラ:ZWO ASI294MC(4/3)
  • 赤道儀:Crux140Traveler
  • 導入方法:Stellariumで自動導入⇒SharpCapでSnapshot撮影⇒撮影した画像をAll Sky Plate Solverで解析+sync→Stellariumで対象を再導入
  • オートガイド:ガイドカメラ:QHY5L-II M、PHD2でオートガイド
  • 撮影条件:SharpCapでGain 450、8s×630枚をLiveStack
  • 画像処理:LiveStackをFITS出力し、ステライメージでソフトビニングフラット補正⇒デジタル現像⇒DenoiseAI⇒レベル補正

実はこの画像、すごい胡麻化しています。
ごまかし前はこんな感じです。
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ソフトビニングフラット補正で補正しきれず、中央をトリミングしてごまかしてます。また、極軸があっていないかつダーク補正していないため、ホットピクセルが流れまくりです。
この画像を強く強調するごみも明らかに。
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いやーこれはひどい。掃除しなきゃ、、、

さらに、オートガイドしているため、中央は維持できていますが、1時間半撮影すると若干視野回転しています。
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次回に向けた宿題

というわけで、次回に向けた宿題

  • C5のお掃除
  • ドリフトアラインメントによる極軸合わせ

ウェートレスマウント Crux140Traveler

ウェートレスすごいです。
観望がさらにお手軽になりそうです!なによりかっこいい!
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スペックはこんな感じです。

  • 本体重量:約3kg
  • 搭載重量:
    • ウエイトレス:約7kg(赤緯ヘッドより50mm上)
    • ウエイト利用:約13kg(赤緯ヘッドより50mm上)

今回の積載した機材はC5+αで3kg超でしたが、ウェートレスで動作は余裕でした!
鍛錬して使いこなしていきたいです!

www.y-tomita.co.jp