M17は、最近のSkyMemo+TAKUMAR200mm/F4の撮影・画像処理の練習台になってます。最近SkyMemoの扱いにも慣れてきて、北極星の見えないベランダでも、南天付近の天体なら30秒程度まではおおむね点像で取れるようになってきました。
それより、撮影後の画像処理が課題です。昨日までは、
RAW現像⇒DeepSkyStacker⇒DigitalPhotoProfessional
の流れでやっていたのですが、被りがひどく、うまく星雲をあぶりだせなかったため、今日はFlatAidoを初導入し
RAW現像⇒DeepSkyStacker⇒FlatAido⇒DigitalPhotoProfessional
でやってみました。※FlatAidoはProではなく、フリーの最新版です。
FlatAidoの「星領域強制判定濃度」の値を、M17が周辺まで含め残るギリギリの設定まで下げて、星像検出、星像消去、補正実行し、出力されたファイルをDigitalPhotoProfessionalで編集したところ、これまでで一番見栄えがする画像となった気がします!
M17の赤がこれまでで一番出ている気がするので。しかし、M17の一番明るいところはちゃんとあぶりだせているけど、淡い部分はあるのかないのかわかりません。露出がたりてないんだろうな。
■撮影条件 SkyMemos+TAKUMAR 200mmF4(F8)+FUJIFILM X-A1 ISO400 20s×25枚 DeepSkyStackerでスタッキング FlatAidoでフラット補正 Canon Digital Photo Professionalでトーン調整後、クリッピング
ちなみに、DeepSkyStacker後FlatAido前の画像はこちら
FlatAido後の画像はこちら。 星領域強制判定濃度を69に設定し、実行しています。
中央下に被りが残ってしまっているのですが、これ以上判定濃度をあげると、M17の星雲自体が消えてしまうため、69がギリギリでした。
FlatAidoおそるべしです。これは便利だw