PixInsightを買ってから、いろいろなサイトを読みながら(といっても主にMasahikoさんのサイト)
masahiko.me
色々ぐちゃぐちゃいじってみています。
なかなか網状星雲以外の対象に写ることができていませんが、前回宿題となっていたデベイヤーの件も、MasahikoさんのTweetで解決し、StarNetを使って微光星を軽減するこちらの記事を参考にやってみました。
そのリザルトがこちら!
青みが何か弱い気がするけど、Googleで画像検索をしたときにいいなーと思っていたモクモクを表現することができました!
処理フローは概ね
- WBBP
- ⇒ABE
- ⇒PCC
- ⇒HT
- ⇒HDRMultiscaleTransform(7レイヤー)
- ⇒RangeSelection
- ⇒CT
- ⇒TGVD
- ⇒SCNR
- ⇒HT
- StarNetで星マスク作成
- ⇒マスクしてCTで微光星調整、マスクを反転して星雲強調
という流れでした。
もっと最適な流れがありそうですので、流れを組み替えていろいろ試行錯誤してみたいと思います。
過去画像との比較
こんな感じで劇的に改善しています。
- 初版 StellaImageで処理した版
なんかつぶれてしまっているような感触です。
- 第二版 PI使い始め(StarNet未使用)
初版と比べ、細かいところまで表現できている気がしますが、色が暗いですね。。。
- 第三版 今回の画像処理の結果
今回の画像です!もやもやが細部まで出ていて気持ちいい!
なお、Before(DSS+StellaImage)/After(PI)の比較はこちらのTwitterでも見れます。※こっちのほうが比較しやすいという話もあり。
スタックした画像を処理してみました。
— hiroooo000 (@hiroooo0002) September 29, 2020
左がWBPP後STのみ。右はmasahikoさんの手順に概ね従い
WBBP⇒ABE⇒PCC⇒HT⇒HDRMultiscaleTransform(7レイヤー)⇒RangeSelection ⇒CT⇒TGVD⇒SCNR ⇒HT
からの
StarNetで星マスク作成⇒HTで微光星を調整
です。劇的にもやもやを炙り出すことができました! pic.twitter.com/zMYWddMFoV
雑感
PIほんとすごいっすね。SIではできなかったことがPIでできているってことがすごい。
また、パラメータとかほぼいじらずにここまでできてしまうことがすごい!
星雲星団は最近見れていないので、過去画像の再処理を進めてみたいと思います。