お気楽天体観測

肩ひじ張らずに天文を楽しむ記録です。メイン機材はSpaceCat51、CelestronC5、SkyMemoS、CRUX140Traveler、AZ-GTi。カメラはPentaxKP、K70とZWOASI533MCP

20200830 久しぶりの惑星観望 木星、土星、火星

惑星はいつもはお手軽セット(C5+AZ-PROTO経緯台)で見ているのですが、今日は久々の電子観望です。

撮影機材はこちら。木星を狙っています!
f:id:hiroooo000:20200830210837j:plain

木星土星は薄雲がかかっているところでの眼視/電視観望となりました。

木星

大赤班が見える時間がだったようでした。電視では見えましたが、眼視では大赤班わかりませんでした。
そんな状況で撮影した画像(トリミング済み)はこちら
f:id:hiroooo000:20200830213601j:plain

うーん、せっかく大赤班が写っているのに、写りははっきりせずにいまいちな感じですね。。。
もっと気合を入れてあぶりだせばいい感じになるんでしょうか。。。

  • 1.56ms/GAIN300×5000枚撮影⇒AS2で20%スタック(Drizzle x1.5)⇒RegiStaxでオートストレッチ、ウェーブレット処理

木星

続いて木星を観望しました。こちらもトリミング画像から。
f:id:hiroooo000:20200830233801j:plain

カッシーニ間隙、本体模様ともに、いちよう確認できるくらい写ってます。

  • 4.ms/GAIN300×5000枚撮影⇒AS2で20%スタック(Drizzle x3.0)⇒RegiStaxでオートストレッチ、ウェーブレット処理

火星

続いて火星を観望しました。なんと、人生で初めて火星の模様をちゃんと確認しました!
去年は何度もトライしたのですが、結局こんなにちゃんとは見れなかったんですよね。

f:id:hiroooo000:20200830225119j:plain

うーん、感動ですね!火星って、眼視でも電視でも、ホントに赤いですw

  • 2.ms/GAIN200×5000枚撮影⇒AS2で20%スタック(Drizzle x3.0)⇒RegiStaxでオートストレッチ、ウェーブレット処理

大きさ比較のためのトリミングなし画像。

f:id:hiroooo000:20200830231706j:plain
f:id:hiroooo000:20200830232446j:plain
f:id:hiroooo000:20200830232457j:plain

木星と比べると土星、火星はまだ小さいですが、火星はこれからどんどん大きくなるみたいですし、継続的に観望していきたいと思ってます。

その他雑感

  • 撮影を済ませたのち、しばらく賞月観省のUWD4mmを付けて眼視しましたが、4mmは土星だとちょっと暗いですね。口径が大きくなると明るく見えるのでしょうか?しかし、C5よりも大きな筒はしまっておく場所がないな、、、
  • ほかの望遠鏡でも見てみたいですね。屈折とシュミカセ、ニュートンの見え味って違ったりするんですよね?
  • C5だと写りが小さいのでもっと焦点距離の長い望遠鏡が欲しくなりますね。
  • C5にバローレンズを付けるとピントがシビアすぎて、C5のピント調整機構だと合わせることができないんですよね。拡大したいけど、どうしたもんか。。。